宮崎発!フライパン調理の「もちピザシート」がうまいぞ

2018年6月26日(火)6時0分 Jタウンネット


先日、Jタウンネットの記者は、東京にある宮崎県のアンテナショップ「新宿みやざき館 KONNE」の片隅で「もちピザシート」という商品を見つけた。実はこれ、口コミでジワジワと広がり、人気が出てきているモノらしい。


宮崎で「もち」はピンと来なかったが、子どもの頃から正月に余ったもちをピザ風にして食べるのが好きだったこと、そして、パッケージに「フライパンで焼くだけのお手軽生地」とあったので、興味がわいて購入した。


超簡単で食感がいい


自宅に帰って、さっそく調理。1袋に2枚分入っている。あいにくピザソースがなかったので、ケチャップで代用。具は、その日たまたま冷蔵庫に入っていたタマネギ、シラス、チーズをのせた。


作り方の詳細は、「もちピザ本舗」のサイトを見てほしいが、オリーブオイルをしいたフライパンで焼くこと約7分で、立派なもちピザが完成した。


周囲はカリッと中はもっちりで、とてもおいしい! 冷蔵庫のあまり物が立派なごちそうに変身した。家族にも好評で、あっという間に2枚食べきってしまった。


超簡単&期待以上の味に感動し、宮崎県にある「もちピザ本舗」運営会社に電話で問い合わせ、開発のきっかけなどを聞いてみることに。


あんこ+チーズも合う


取材にこたえてくれたのは、宮崎出身で地元が大好きという太田さん。長年、県の特産品や銘菓を販売する仕事に携わっている。きっかけは、「宮崎の新しい名物を作りたい」という思いからだった。


「ヒントになったのは『わざわざ餅を切ったり水につけたりしなくても、手軽にもちピザを食べられたらいいのに』という主婦の言葉でした。宮崎市内で4代続く老舗米店『安田屋』さんに協力していただき、3年半かけて開発しました。米粉からではなく、九州産もち米100%使ってついたお餅をカットする方法を見出し、冷えても硬くならないのが特長でお弁当にもOKです」

具には、明太子やキムチ、チョコバナナなどなんでも合うと言う。太田さんのおすすめは、あんことチーズをのせた福岡大宰府名物の「梅ヶ枝餅」風ピザ。


もちピザシートは、何年か県内でのテスト販売を経て2018年1月に全国発売。そのおいしさが口コミで広まり、小麦粉アレルギーが心配な子育て中のお母さんにも注目されているとか。またどんな具にもマッチすることから、都内の飲食店からはメニューに加えたいと問い合わせが来て、実際、提供されてもいるそうだ。


ジワジワ広がるもちピザブーム。新たな宮崎名物誕生となる日は近いかもしれない。


価格は2セット4枚入りで1000円(税込み)。「もちピザ本舗」のオンラインショップや宮崎空港のお土産店はじめ県内の各スーパー、東京では「むらからまちから館」(有楽町)、「新宿みやざき館 KONNE」(新宿)などで手に入る。

Jタウンネット

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