「海外旅行中、クラブで酔っ払った若者に絡まれた。そこに他の地元民も寄ってきて、意外な展開に」(大阪府・50代女性)
2021年6月29日(火)11時0分 Jタウンネット
旅行先で立ち寄ったバーで地元民と意気投合し、一緒に楽しい時間を過ごす。旅の楽しみの一つだ。
しかし、中には酔っぱらって絡んでくるちょっと困った人たちもいるかも知れない。かといって、無視したら怒らせてしまうかも......。そんな時、颯爽と助けてくれる人が現れたら、心底安心することだろう。
コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、大阪府在住の50代女性Y恵さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。
「水着をもっておいで」と言われ...
37年前、20歳のY恵さんは友人と2人で初の海外旅行へ。行先は、タヒチだった。
「最終日にホテルの近くにあった地元のクラブに行ったときに、酔っ払った地元の若い男の子たちに声をかけられました。
困っていると、近付いてきたのはフランス人の若い男女3人。彼らが私たちをその場から連れ出してくれました」(Y恵さん)
その3人もまた地元民。Y恵さんたちは、まだ不安を感じていた。
すると彼らが身分証明書を見せながら、「大丈夫だよ」とジェスチャーで伝え、安心させてくれたという。
その後、クラブから連れ出してくれた3人のうち、1人の女性がY恵さんたちをホテルまで送ってくれた。
しかも、そこで解散、とならず彼女が、
「水着をもっておいで」
と提案してきたという。
Y恵さんたちはそのまま彼女の自宅に連れていってもらい、大きな家の庭にあったプールで泳がせてもらったそうだ。
「言葉は通じないけれど、とても楽しい時間でした。
朝方にホテルまで送ってもらい、夕方にはホテルを出ることを伝えてサヨナラをしました」(Y恵さん)
そして、お昼過ぎ。Y恵さんたちの部屋のドアベルが鳴った。
ドアを開けると、そこには昨夜助けてくれた3人が!
「サヨナラの前に美味しいご飯を食べに行こうと誘いに来てくれたんです。
その後空港までお見送りにも来てくれました。
初めての海外旅行であんなに楽しい時間をくれた彼女たちに感謝です」(Y恵さん)
「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて!
コロナ禍で旅行に行きづらい今、せめて過去の旅行の素敵な思い出を振り返りたいという人も多いだろう。
そこでJタウンネットでは読者の皆様の「旅先のほっこりエピソード」を募集したい。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、旅行に行った時期・場所、具体的なエピソード(どんなことにほっこりしたのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。