創作アイデアが湧く気品ある十割【家そば放浪記】第226束:ビオラルエキマルシェで買ったムソー(山本食品)『MUSO 国内産 十割そば』581円(1人前291円)

2024年7月2日(火)21時0分 ロケットニュース24

前回、ビオラルエキマルシェで買ったムソー(山本食品)『MUSO 国内産 二八そば』をレビューした。

今回は、まったく同じ販売店かつ、まったく同じ販売者(販売メーカー)、そしてまったく同じ製造所(山本食品)の「十割版」をレビューしたいと思う。

特筆すべきことはあまりないが、やはり “山本の十割” であることを強く感じるのは……

「むらし」があること。

また、二八のパッケージと比較してみると、十割のほうは調理方法のところに「そば湯のとりかた」についての記述もある。

前回の二八との違いを楽しんで食してみたい。

それではさっそく……

デカい鍋にたっぷりの湯を沸かし……

5分ほど茹でで……

泡がすごい。

んで、1分むらして……

そば湯はこの時に取ると良いらしい。

てな感じで、はい完成〜。

して、そのお味は──

これはちょっと意外だったんだんだけど、山本の十割にしては、ちょいパワーが弱いかなと。

細いってのもあると思うんだけども、若干ひかえめの十割というか。やっぱり細さだろうなぁ。

ガツンとこない。よく言えば上品な十割というか。しかし悪く言えば肩透かしを食らった感覚もある。

ヘビー級との対戦が決まってて、ゴリゴリマッチョなボブサップみたいなのが来ると思いきや、ラジャ・ライオンみたいな細身の長身が来たみたいな。

「家そば」か「外そば」かならそりゃ「外」ではあるけれども……。

ちょいと今回は、いつもの山本十割ではない気がした。非常にテクニカルな蕎麦であるけど、いかんせんパワーが弱いかなぁ……。

なんとなく、この蕎麦は「創作蕎麦」でいただきたい蕎麦なのかもしれない。

作ったことはないけれど、たとえば「冷製トマトつけ汁そば(バジルソース)」とか、そんなのにコレを合わせたら最強な気がする。

なんだか書いているだけでウマそうな予感がする……。レモン的な味も入れたいな。粉チーズで食べたりしたら奇跡の融合になりそう……。

よし、今度作るか、「冷製トマトつけ汁そば(バジルソース)」!!!!

執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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