あの「エシレ」に劣らぬおいしさ!? 佐渡島で育まれた「佐渡バター」に突如注目「とうとう見つかってしまったか」「教えてほしくなかった(笑)」

2023年7月4日(火)20時0分 Jタウンネット

読者の皆さんは「エシレバター」をご存じだろうか。

仏中西部・エシレ村で作られる発酵バターで、輸入を行う片岡物産(東京都港区)のウェブサイトによると、クリーミーな口当たりと芳醇な香りが特徴。

世界中の三ツ星シェフや一流パティシエに愛され、日本でも「エシレ」の専門店は連日行列ができるほどの大人気だ。

しかし、そんなエシレバターに負けず劣らず美味しい「国産バター」が日本に存在するらしい。

2023年6月24日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

「佐渡バターが優勝」というコメントと共に、「佐渡バター」の写真がクローズアップされている。

いきなり佐渡バター優勝って、言われても......? そもそも「佐渡バター」を見るのも初めてで戸惑った人も多かっただろう。「Joy Watson Taniguchi」(@JoyTaniguchi)さんが投稿したツイートには、7500件を超える「いいね」(7月3日夜時点)が付けられ、こんな声も寄せられている。

「とうとう見つかってしまったか」
「佐渡バターそんなにおいしいのか。 エシレバターよりおいしいとなると相当なおいしさだ。今度買ってみよう」
「エシレバターはどんな安いたいした味でもないパンが格段に美味しくなる魔法のバターと思っていますが、一度食べてみたい」
「なんかもう名前からして少量地産地消のオーラを放っていて鮮度の面での美味さは確信できる」
「これ......とうとう教えてしまいましたね。 教えてほしくなかったのに(笑)」

どうやら知る人ぞ知るバターらしい。Jタウンネット記者は投稿者「Joy Watson Taniguchi」さんと、佐渡バターの製造販売元・佐渡乳業に詳しい話を聞いた。

「濃厚な風味とパンを引き立てる上品な味」

投稿者「Joy Watson Taniguchi」さんとは、実は静岡理工科大学情報学部の谷口ジョイ准教授だ。谷口先生によると、「地元のフレンチレストランが、焼きたてのパンにエシレバターを添えてくださるのですが、香り高く、本当に美味しいバターだと思っております」とのこと。

ところが、佐渡出身の友人から佐渡バターのことを教えてもらったのがきっかけで、ふるさと納税で入手。「初めて口にした時、その濃厚な風味とパンを引き立てる上品な味に感激しました」と、佐渡バター初体験を振り返る。

佐渡バターはその名の通り、佐渡島で生産されたバター。

Jタウンネット記者がその特徴を尋ねると、佐渡乳業は次のように説明した。

「佐渡バターの最大の特長は、この佐渡の環境だと思いますね。海に囲まれた島の中で健やかに育った乳牛が生み出す新鮮な生乳こそ、佐渡バターの美味しさの原点だと思います」

その日しぼりたての生乳と、佐渡海洋深層水を使った塩のみで作るのが、佐渡バター。1日200個、週に600個しか作っていないそうだ。

SNSで話題となったため、入手しづらくなっているらしいが、どうしても味わってみたい読者は、佐渡乳業直販オンラインショップやふるさと納税からトライしてみてはいかがだろう。

Jタウンネット

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