恐怖!軽自動車でのあおり運転被害「大型トレーラーが高速道路で幅寄せ・蛇行運転。後日ドラレコで映像を確認すると...」

2021年7月5日(月)11時20分 キャリコネニュース

自動車に乗っていて怖いことの一つとして、「あおり運転」を挙げる人は少なくない。昨年は、高速道路でのあおり運転により逮捕者が出るなど、多発するあおり運転に対し、厳罰化が進んでいる。

しかしこのような状況下にも関わらず、「実際にあおり運転を経験した」との声も多く届いている。岩手県の50代女性は、「母と成人した子どもたちを乗せて、買い物に行っていた帰りにあおり運転にあった」と振り返る。(文:中島雄太)

「信号無視をして、私たちの車をあおり始めた」

女性があおり運転にあったのは、今年4月初旬頃だった。

「スーパーの駐車場から出て走行し始めたところ、近くの交差点をすごいスピードで通過した車がありました」

と振り返り、当時の恐怖を語った。はじめは信号が黄色から赤色に変わるところだったため加速をしたと考えていたが、そのままのスピードで女性の車に近づいてきた。

「その車は私の車の後ろにピッタリと付くと左右に蛇行し始めました」

道路は片側1車線の追い越し禁止箇所、かつ歩道も狭い道路だったため、女性は強い恐怖を感じたと振り返る。

「車の後部座席に息子が乗っていたので、スマホをヘッドレストの上のあたりから相手の車に向けて、いかにも撮影しているように装いました」

実際には撮影をしていなかったが、スマホに気づいた相手は車間距離を10m以上も空け、信号で停車しても近づくことはなくなった。「家族が一緒だったのでできたことですが、一人だったらと怖くなりました」と続けた。

福岡県の50代男性は、軽自動車を運転中にあおり運転にあった。「相手は大型トレーラーで高速道路を走行中に何が原因か解りませんが、幅寄せ前方での蛇行をされました」と当時を振り返った。幸いにも男性はドライブレコーダーを設置していたため、自宅で動画を確認すると、鮮明な映像が写っていた。

「運送会社がわかったので、動画をDVDに入れてその会社に送りました。すると後日、関西にあるその会社の副社長と営業所の安全運転管理者が、九州にある私の自宅まで謝罪に現れました」

男性は運送会社の誠意のある対応に胸をなでおろしながらも、「あおり運転を受けたときは車体の大きさのあまりのちがいに恐怖でした」とも語った。

「あおり運転を受ける側にも問題がある」

あおり運転に恐怖を感じる声が目立つなか、あおり運転を"受ける側"に対する意見も寄せられた。

千葉県の50代女性は、「(あおり運転の被害に遭う人は、)周囲に迷惑をかけていることに気づかないことが問題だと思います」とコメントを寄せた。

「周囲にストレスをかけていることが認知できない方は、運転に向いてないかと思います。それこそ自動車運転をする上で必要な注意力が欠落している証拠」

女性は、あおり運転をする人を擁護するわけではないとしながら、「あおられる原因を伏せてしまうドライバーへのマスコミのアプローチや運転者の運転能力の在り方に疑問を持ちます」と続けた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あおり運転に遭ったことはありますか?」のほか「夏のボーナスいくらですか?」やオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。

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