疲れにくい身体をつくるためには

2023年7月5日(水)20時0分 ココカラネクスト

 仕事や家事で忙しい日々。年齢を重ねるにつれて、体の疲れやすさを感じていませんか?

朝目覚めたときから体がだるい、少し体を動かしただけでどっと疲れる…

「体が疲れやすい」と感じることはありませんか。体がだるい、重いと、心も表情もお疲れモードに。自分がつらいだけでなく、見た目も衰えた印象を与えてしまいます。

疲れにくい体をつくるためには何をしたらいいのか、今すぐできる食生活や生活のポイントをご紹介します。

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疲れの原因

過労や睡眠不足からくる肉体的疲労
働きすぎによる肉体的な疲労があげられます。体の筋肉を動かすには、筋肉に蓄えられた糖が必要です。過剰に体を使いすぎて、エネルギー源である糖が不足することが、肉体疲労の原因のひとつといわれています。

睡眠不足や質の低下も疲労に。そもそも睡眠中は、臓器や筋肉、肌の細胞まで、全身のメンテナンスが行われる時間。睡眠がしっかりとれていなければ、一日の疲労が回復せず、翌日も体がだるい、重いと感じます。

運動不足すぎる
ほとんどの疲労が、仕事や家事などによる働きすぎが原因と考えられますが、反対に活動不足すぎても肉体疲労につながることも。

デスクワークで一日中同じ姿勢が続くことや運動不足などにより、全身の血行が悪くなります。すると、体の凝りやだるさにつながり、疲れを感じやすくなります。

ストレスからくる精神的疲労
肉体疲労のほかに現代人特有の疲れといえば、精神的な疲労です。仕事のプレッシャーや職場、家庭での人間関係によるストレスが多くなると、心の疲れにつながります。

このような精神的疲労はイライラや不安感、うつっぽさといった心の不調を引き起こすだけでなく、正常な判断を妨げたり、思考力・集中力を低下させたりします。

女性ホルモンの影響
女性の場合は、女性ホルモンの変動によって疲労感があらわれることがあります。女性ホルモンは体のさまざまな働きをコントロールしています。

月経前や更年期の時期はもちろん、過度なストレスや生活習慣の乱れがあるとホルモンバランスが崩れます。すると心身に疲労感があらわれ、寝ても疲れがとれない、朝から体が重い、やる気がでない、集中力が低下するといった複数の不調につながります。

また、女性ホルモンの分泌に関係が深いのが自律神経です。自律神経も体のさまざまな機能を調節しています。女性ホルモンと自律神経は互いに作用しあっているため、どちらか一方のバランスが崩れることで、疲労感はもちろん全身の不調につながりやすくなると考えられます。

まとめると疲れにくい体になるには肉体的、精神的疲労をためないことが重要です。

疲れにくい体をつくるには…

疲労回復に効果的な食事を摂る
疲労回復のために摂りたい栄養素は次の4つ。積極的に摂りたいのが「ビタミンB群」です。ビタミンB群は、疲労回復に働くビタミン。たんぱく質に豊富に含まれていることが多いため、疲れたときこそ肉や魚をしっかり食べましょう。

・ビタミンB1:エネルギー産生をサポートして、疲れをやわらげます。ごはんやパンなどに含まれる糖質をエネルギーに変えるときに欠かせません。

・ビタミンB2:代謝に大きく関わります。精神的なストレスの緩和に効果的な栄養素です。

・ビタミンB6:たんぱく質をエネルギーに変えるサポートをします。体のだるさに効果的に働く栄養素です。

・クエン酸:活性酸素を取り除く、新陳代謝を促進するといった働きがあり、疲労回復を促進。玉ねぎやニラ、ネギ、ニンニクなどに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると吸収率がアップします。

サプリメントを取り入れる
栄養素を食事で十分に摂ることが難しい場合は、サプリメントや健康食品で補うのもいいでしょう。女性の場合は、不足しがちな「鉄分」や「エクオール」をサプリメントで補うのがおすすめです。

運動習慣をつくる
疲れにくい体をつくるためには、日頃から十分な休息をとるだけでなく、適度な運動をして筋肉をつけ、血行をよくしておくことも大切です。

入浴で疲れをリセット
毎日の入浴で心も体もリセットすることは、疲労回復に欠かせません。

・血行促進効果

・浮力による全身のリラックス効果

・水圧でリンパの流れを促進

の効果があるので、できるだけシャワーで済ませず、湯船につかる習慣を身につけましょう。

腹式呼吸でリラックス
呼吸が浅く速いと、体に十分に酸素が行き渡らず、疲労を感じやすくなります。次のようなゆったりとした腹式呼吸を行うことで、副交感神経が優位に。ストレスが緩和されて心の疲労から解放されるでしょう。

漢方を取り入れる
漢方は、心と体をひとつに考えて、全体で健やかになることを目的としています。そのため、漢方では「肉体的な疲労」と「精神的な疲労」に同時にアプローチすることが可能です。

Meilongでは漢方のお取り扱いもしていますので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

[文:meilong スタッフ]


「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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