フグの切り身た~っぷり! 下関名物「ふぐカレー」食べてみました

2019年7月5日(金)11時0分 Jタウンネット

Jタウンネット編集部はこれまで様々なご当地カレーを食べてきた。今回もまた変わり種のカレーを取り上げたい。


紹介するのは、フグの名産地である山口・下関からやってきた「ふくカレー」だ。ふくとなっているが、正真正銘のフグ入りのカレー。正直、全く合う気配がしないのだが、はたしてその味は——。


この旨さ、誰が予想できる?


これまでいちごやレモン牛乳など突飛なカレーを口にしてきた。日本人にカレー好きが多いとはいえ、何かとカレーに入れている印象が多い。


そして今回はフグ。もったいない気もするが、おいしいのだろうか。


ある日、出勤すると無言で置かれていたのがこのパッケージ。中国地方に出張に出かけていた編集長からの無言の圧力を感じ、すぐさま準備に入った。


パッケージ裏の原材料名を確認すると、フグの文字がシッカリある。よく見ると、カレーの具がフグと野菜しかない攻めたものである。


フグの種類はシロサバフグとある。調べてみると、比較的食べやすいものだという。


いくら食べやすいといってもカレーには合わないはず。むしろどこまで合わないかを感じてやろうと考えていた。


いつものように電子レンジで温める。筆者のレトルトカレー列伝は社内では人気があり、最近では温めているとギャラリーができる。


今までのように色から不安を感じることはなく、一般的なカレーに近いとに安心した。


フグはかなり多く入っているようだ。それたげに合わなかったら最悪のカレーになってしまう。


半ばあきらめに近いものを感じながら、口に運んだ。


こんなの合うはずがあらへんやろ——美味い。


苦味がほとんどなく、辛さも控えめなカレー。そしてそこから登場したフグの旨味がスパークした。新しい何かが筆者の中で目覚めてしまう。


シーフードカレーというよりもビーフカレーのような風味に近い。フグの食感もしっかりしており、豚肉を食べているようだ。河豚と書くだけある。


最初の不安はどこに消えたのか、誰にも譲らず食べきってしまった。フグの旨味爆弾ともいえる、具が多いだけに長いこと幸せに浸れる。


下関の土産にレトルトカレー、しかも美味しい。意外性もあって貰い手には大うけすることだろう。

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