久留米の鰻名店、蒸されて味わいを増す鰻とご飯の好相性

7月5日(金)7時0分 NEWSポストセブン

『富松うなぎ屋 黒田本店』の「セイロむし」(特上)3300円

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 福岡県久留米市の筑後川沿いには、鰻屋が点在し、人気を集めている。なかでも老舗の「富松うなぎ屋黒田本店」は、休日ともなれば行列が絶えない。


 客の7〜8割が注文するというのが「セイロむし」(2400円〜)だ(写真は特上・3300円)。使うのは国産の鰻のみ。開いた鰻は串を打たず、一尾ごとに様子を見ながら備長炭を主体にした炭で焼き上げる。そして、ご飯に鰻のエキスが入った秘伝のタレを混ぜ、じっくり米一粒一粒になじませる。その上に蒲焼をのせて蒸籠で約10分蒸すと、鰻もご飯も熱々、ふわふわだ。


 3代目・富松邦康さんのおすすめは「セイロむし特上」(3300円)。蒲焼をのせるだけでなく、ご飯の中にも入れて蒸す。「本当に美味しかですよ」と、富松さんの言葉通り、鰻の旨みがしっかり米に染み出し、味わいの奥行きが深く、濃くなる。鰻を食べなれた筑後の人々にも格別の一品だ。


■富松うなぎ屋 黒田本店

住所:福岡県久留米市大善寺町黒田83-6

営業時間:10時〜20時45分(L.O.)

定休日:第1・3水曜(ただし、7月8月は無休の予定)

※予約不可


●取材・文/牛島千絵美、撮影/松隈直樹


※週刊ポスト2019年7月12日号

NEWSポストセブン

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