Pasco、コオロギの食育パンキット7/8発売…自由研究コンテストも

2021年7月7日(水)14時45分 リセマム

コオロギの食育パンキット

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敷島製パン(Pasco)は2021年7月8日、未来食として注目される“食用コオロギパウダー”を使ったパンが自宅で作れる「コオロギの食育パンキット」をオンラインショップ限定で発売する。あわせて、小中学生らを対象にコオロギパン自由研究コンテストも開催。8月末まで作品を募集する。

 Pascoは、未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指しSDGsの貢献に向けた取組みの一環として、食用コオロギパウダーを使用した「Korogi Cafe」シリーズを立ち上げ、オンライン限定でパンや焼き菓子を販売している。栄養価が高くタンパク質が豊富で地球にも優しい“昆虫食“の中でも、雑穀や炒ったナッツのような香りで味の良いコオロギに着目し、高崎経済大学発ベンチャー企業である「FUTURENAUT(フューチャーノート)」の食用コオロギパウダーを使用した製品の研究・開発を進めている。

 今回、コロナ禍でおうち時間を過ごすことが多い中、「親子でパンを作って、焼きたての味を楽しんでほしい」「食用コオロギパウダーを使ったパンを作ることで、昆虫食を身近に感じ、未来の食について考えるきっかけにしてほしい」との想いから、「コオロギの食育パンキット」を開発。特別な道具なしで、材料を混ぜて一晩冷蔵庫で寝かせて焼くだけで、コオロギの風味豊かな焼き立ての本格的フランスパンを味わうことができる。

 キットには、夏休みの自由研究のテーマとして活用してもらえるよう、「なぜコオロギが注目されるのか」「コオロギが地球にやさしい理由」等、食べ物としてのコオロギについて詳しく解説した「食の未来 食育リーフレット」がセットに。「コオロギパウダーの色・味・香りは?」「パウダーの量によって、パンの色・味・香りはどう変化する?」等、子供たちがコオロギのパン作りを通して学んだことを記録できる学習シートも特設サイトからダウンロードすることができる。

 また、「コオロギの食育パンキット」発売を記念して、子供たちが未来の食について考える自由研究コンテストを開催。応募は、小学生低学年程度向けの「わくわく部門」と、小学生高学年・中学生以上向けの「チャレンジ部門」の2部門で募集。コオロギパンの作り方や食べ方に関するさまざまな視点からのレポートの他、これからの地球環境や食の未来、昆虫食について調べたこと等、子供たちの力作を募集する。

 キットの購入、自由研究コンテストの詳細共に「コオロギの食育パンキット」特設サイトで確認できる。7月下旬には、食用コオロギについての夏休みオンラインイベントを開催予定。詳細が決定次第、特設サイトで発表する。

◆Pasco「コオロギの食育パンキット」
内容:食用コオロギパウダー、北海道産小麦の小麦粉「春よ恋」、とかち野酵母、北海道産蜂蜜、食の未来 食育リーフレット、レシピリーフレット
販売数:数量限定発売
価格:2,376円(税込・送料別)
販売先:Pascoオンラインショップ限定発売
アレルギー物質について:本品で使用している食用コオロギパウダーにはエビやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているため、エビやカニのアレルギーを持つ人は食べるのを控えること

◆コオロギパン自由研究コンテスト
募集期間:2021年7月15日(木)〜8月31日(火)※当日消印有効
対象:国内在住のすべての人(グループ応募可)
部門:小学生低学年程度向け「わくわく部門」、小学生高学年・中学生以上向け「チャレンジ部門」
募集テーマ:
・「コオロギの食育パンキット」で作ったコオロギパンの味や香り等の魅力を生かした食べ方や食べ合わせ、食のシーン等についての自由研究
・「コオロギの食育キット」を通じて、地球環境に優しい未来の食事や、昆虫食等について、考えたり調べたりした自由研究

リセマム

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