誕生月でわかる“かかりやすい病気”に戦慄! 米有名大学がビッグデータ分析、ガンになりやすい人は何月生まれ!?

7月8日(土)7時30分 tocana

イメージ画像は、「Thinkstock」より

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 誕生日から性格や運勢などを占うのは占星術だが、もし自分がかかりやすい疾患や健康リスクが誕生月によって判明するとしたら……。


■ビッグデータから見る生まれ月別の健康リスク

 2015年に米コロンビア大学の研究チームが、170万人の約30年間分の健康診断記録というビッグデータを元に「誕生月が生涯の病気リスクに影響を与える」と題した論文を発表して世界中の注目を集めたが、最近では多くの国で専門家が類似する研究を行っているようだ。

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 今回スペインのアリカンテ大学が3万人に及ぶ人々の誕生月と健康データを元に調査、27種類の慢性疾患にかかっている患者をそれぞれ誕生月ごとに分けてマッピングした結果、複数の疾患に顕著な違いが見られているという。

 例えば、9月生まれの男性は1月生まれの男性よりも甲状腺にまつわる疾患にかかる人が約3倍も多い。8月生まれの男の赤ちゃんは喘息にかかる率が1月生まれの男の赤ちゃんよりも2倍。9月生まれの赤ちゃんは年間を通じて慢性疾患に一番かかりにくい。等々……。

 ではかかりやすい疾患について今回の結果を性別・月別で簡潔にまとめた一覧をみてみよう。

1月生まれ
 男性:便秘、胃潰瘍、腰痛
 女性:偏頭痛、更年期障害、心筋梗塞

2月生まれ
 男性:甲状腺関連、心臓病、骨関節炎
 女性:血栓、甲状腺関連、骨関節炎

3月生まれ
 男性:白内障、心臓病、喘息
 女性:関節炎、リューマチ、便秘

4月生まれ
 男性:喘息、骨関節炎、甲状腺関連
 女性:骨関節炎、腫瘍全般、気管支炎

5月生まれ
 男性:鬱病、喘息、糖尿病
 女性:慢性アレルギー、骨粗鬆症、便秘

6月生まれ
 男性:心臓病、白内障、慢性気管支炎
 女性:尿失禁、関節炎、リューマチ

7月生まれ
 男性:関節炎、喘息、腫瘍全般
 女性:慢性首痛、喘息、腫瘍全般

8月生まれ
 男性:喘息、骨粗鬆症、甲状腺関連
 女性:血栓、関節炎、リューマチ

9月生まれ
 男性:喘息、骨粗鬆症、甲状腺関連
 女性:骨粗鬆症、甲状腺関連、悪性腫瘍

10月生まれ
 男性:甲状腺関連、骨粗鬆症、偏頭痛
 女性:高コレステロール、骨粗鬆症、貧血

11月生まれ
 男性:慢性皮膚疾患、心臓病、甲状腺関連
 女性:便秘、心筋梗塞、静脈瘤

12月生まれ
 男性:白内障、鬱病、心臓病
 女性:慢性気管支炎、喘息、血栓


■生まれた時期の日照時間が成長と健康に影響を及ぼす

 いったいなぜ生まれ月によりこのような違いが見られるのだろうか?

 専門家らは、体内の防衛能力が高まったり弱ったりする季節性疾患が背景にあると推測しているといい、特に生まれた時期〜生後数カ月の日照時間による体内のビタミンD生成の度合いがその後の長期にわたる心身の健康に影響するかもしれない、と考えているという。

 いわゆる「太陽ビタミン」、つまり活性型ビタミンDによる調節を受ける遺伝子は少なくとも1千種類はあると考えられており、骨形成や免疫反応などにおいて重要な役割を果たすため、成長や健康に長期間影響を及ぼす可能性が指摘されている。

 研究チームのリーダーであるホセ・アントニオ・ケサーダ教授は誕生月と慢性疾患及び長期の健康問題に重大な関連性が認められた今回の結果に満足しているといい、「さまざまな要因(紫外線量、ビタミンD、温度、季節性ウイルス)が子宮や新生児に関係するかもしれない。また性別によっても脆弱性が異なる可能性がある」とコメントしている。

 なんとも興味深い結果であるが、これらはあくまでも医療データベースが元になっているため、必ずしもすべての人に当てはまるわけではないかもしれない。また今回の結果と先述のコロンビア大学が公表している結果に乖離も見られるため、採用されるデータの収集エリア(風土)によっても異なる可能性もある。

 いずれにしても普段の食生活や運動の方が健康に与える影響が大きいのは明らかであるはずで、誕生月にかかわらず健康的な生活を送るよう心がけることは必須であろう。
(文=Maria Rosa.S)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

tocana

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