小学生以下の子の親9割超「夏休みに自然と触れあわせたい」
2020年7月9日(木)14時45分 リセマム
親子の夏休みの過ごし方に関する調査は、小学生以下の同居している子どもがいる20代から40代の女性500名を対象に、2020年5月27日から5月29日にインターネット調査で実施した。
2020年の夏休みに家族で出かけたいかについて、67.2%が「そう思う」、32.8%が「そう思わない」と回答しており、3人に1人が、家族での外出を自粛する「外出自粛派」であることがわかった。「外出自粛派」が外出を控える理由は「新型コロナウイルスの流行が心配」が82.3%を占めていた。
さらに、「外出自粛派」の人に、具体的にどこで子どもを遊ばせたいと思うかを聞いてみると、もっとも多いのは「自宅」で87.2%、その次には「近所の公園」が51.8%、祖父母の家が42.7%で、旅行や遠出を控える一方で安心できる自宅や祖父母の家のほかにも屋外で子どもを遊ばせたいと考える親が多い結果となった。
また、日ごろ小学生以下の子どもが自然と触れあう機会について調査すると、「2、3日に1回」が20.0%、「1週間に1回」が19.2%、「毎日」が15.6%、「1週間に1回未満」が45.2%で、約半数は「週に1回未満」であることがわかった。「毎日」と回答した人はもっとも少なく、小学生以下の子どもを毎日自然に触れあわせるのは難しいことがわかった。
一方、夏休みに子どもに自然と触れあう機会を与えたいかという質問に対しては、91.0%が「そう思う」と回答し、新型コロナへの不安はありつつも、自然の中で遊んでほしいと考えている親は9割以上いることがわかった。
自然の中で遊んでほしいと考えている親が9割以上いるなかで、子どもの虫除け対策に関する意識についても調査を行った。
日ごろから子どもの虫除け対策をしているかという質問に対し、「はい」が52.2%、「いいえ」が47.8%で対策をしている親が半数を超える結果となった。
使用しているアイテムは、「虫除けスプレー」が88.9%、その次には24.9%の「虫除けシート」、15.3%は「電気蚊取り線香」、13.0%は「蚊取り線香」、9.6%は「虫除けジェル」、5.7%がその他で「虫除けスプレー」が圧倒的に多かった。
また、虫除けアイテムを選ぶ際に「配合成分」を気にするかという質問に対し、81.6%が「気にする」と回答。子どもの肌にも安全・安心な成分を使用しているアイテムを選びたいと考える親が多いことがわかった。
さらに、虫除けアイテムを選ぶ際にどのような害虫に効果があるか確認するかという質問に対しては、「はい」と回答した人が72.0%で、多くの親が子ども用の虫除けアイテムの安全性や効果に高い関心を持っていることがうかがえる結果となった。