中国の味を完全再現!「故郷羊肉串店」のクミン香る羊肉串が最高にスパイシー

7月9日(火)17時0分 Rettyグルメニュース

日本にいながらパスポートなしで中国へトリップできちゃう、ガチでガチな中華料理を探している、わたくしイラストレーターのよねはらうさこ。


今回は、そこらかしこに中国へのどこでもドアがある大阪・日本橋の中でも人気の老舗へ、激辛王国・中国四川省からやってきた友人・ななきと行ってきた。


その名も



(イラスト左が筆者うさこ、右が中国人の友人・ななき)

(イラスト左が筆者うさこ、右が中国人の友人・ななき)




「故郷 羊肉串店」!!


自分で焼ける串焼きが楽しい


東北料理の花形である串焼きがこの店のメイン。


席には特製の焼き場が用意されており、「焼きたいです!」と言えばアッツアツの炭火をセットしてくれる。








焼き場は二段構造になっており、下では炙り、上では保温ができる優れモノだ。








片っ端から焼きまくってやろうと思ったわたしたちは、「羊肉」「羊筋」「鶏の心臓」「板筋」「軟骨」「豚のマメ」「ソーセージ」「すなずり」「手羽先」と数々の肉を頼んだ。








既に馴染みない登場人物が数人いる。


他にも「うずら」「血管」「鶏の首」などがあったが、わたしたちには少し強敵すぎたので注文するのをやめた。


この店には割とインパクト強めなメニューがたくさん潜んでいるので、ぜひそんな日本とは全く違う食文化も楽しんでもらいたい。


日本人向けにまろやかにせず、ゴリッゴリの中国モードを貫くのが日本橋スタイルなのだ。








炭火でジワジワ炙られるお肉…


したたる肉汁…








赤外線のおかげかすぐに焼けるので、焼けたらササッと焼き場の上段に移してゆっくり味わおう。


串は全て、この魔法の粉を山盛りにつけて食べる。








唐辛子の粉、クミン、ごま、塩と至ってシンプルな材料ながら、これをつけると全てがめちゃめちゃうまくなる魔法にかかる。








見た目ほど辛くないが、食べている内にジワジワ来る。でも「辛っ」てほどじゃない。絶妙。


モキュモキュした食感の「サカスジ」、


元気な噛み応えの「豚のマメ」、


謎の食材も定番のジューシーなソーセージもコリコリの軟骨もいいけど、わたしはあるひとつの真理に気付く。


やっぱり看板メニューの羊肉串








やっぱり羊肉ってうまい!!!!!!!!


スパイスのお陰か臭みも全くなく、赤身と赤身の間に挟まれたさっぱりとした脂がとろ〜っと溶けて最強にうまい。


ビタミン豊富、高タンパク、低カロリーと三拍子揃った優秀さから考えても、羊肉はよい。もっと評価されるべき。


何よりスパイスがやばすぎる。中毒性がスゴい。


ついには料理が来るのを待つ間、スパイスをペロペロ舐め出す始末。








わたしたちは完全にスパイスでキマっていた。


スパイス以外にいけないものが入っているのかもしれない。そう、店主の愛情とか。


これが“故郷”だ


そんな店主のミナミさんに話を聞くことができた。


———何で日本に東北料理の店を開いたんですか?


「生活のため!」


———日本にはいつから?


「大昔から日本におる!日本が”故郷”やね!ハハハ!」


ゆるくて関西弁がかわいいミナミさん。「写真はハゲやからアカン」と、撮影から逃げられてしまった。


メニューは日本だと希少な食べ物も多いが、それを小さい頃から食べ馴染んできた人たちにとっては、きっと店名さながら故郷の愛おしい味わい。


ミナミさんは日本橋に”故郷”を作っているのだ。


わたしはメニューの中に、冷麺やチゲなど、韓国っぽいメニューがいくつもあるのに気づいた。


中国の東北地方は、韓国と地理的に近いため、韓国料理が日常的に親しまれている。


昔から行われてきた異文化交流に思いを馳せてしまう。



(※はにかみ笑顔のシェフを激写)

(※はにかみ笑顔のシェフを激写)




ヘルシーが免罪符


追加メニューとして「京酱肉丝(ジンジャンロース)」を頼んだ。








これは皮でお肉や薬味を包んで食べる料理だが、なんと皮が豆皮(厚めの乾燥湯葉のようなもの)だった。








こういう包んで食べるクレープスタイルの食べ物は通常、食べてるうちに大量の炭水化物を摂取してしまうものだが、何と言うことでしょう。豆皮ならいくら食べても大丈夫!!!(?)


中国料理は日本では油っこい不健康なイメージかもしれないが、実際は大豆や野菜を多用したヘルシーなものもたくさんある。羊肉も栄養価が高い。


ということは…たくさん食べても大丈夫…!?ヘルシーという免罪符を見出しては、ついつい今日も食べ過ぎてしまう我々であった。

 









ライター紹介




よねはらうさこ
よねはらうさこ


中国人をはじめとする外国人との異文化を面白がって漫画にしていくイラストレーター。ノリと勢いを大事にした文章なども書きます。中国では「大胃王(大食らい)」の名を欲しいままにするフードファイター兼美食家なので、これまでタニシや虫、カエル、ラクダなどたくさんの肉を食べてきましたがやっぱり豚ってうまいよね?



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