“映える”タンドリー料理とラッシーとは!? 浜松町にオープンした『スパイス研究所 MAD CHEFs』へ潜入

2021年7月9日(金)10時51分 食楽web


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 2021年7月1日、浜松町エリアに新しくオープンした『スパイス研究所 MAD CHEFs 浜松町本店』。インド・ネパール料理のお店で、ランチタイムはカレー、夜はカレーのほか一品料理やお酒などが楽しめます。

 店内はアラビアンなモザイクランプの灯りが輝く、エスニックな雰囲気。1Fと2Fの2フロアで、1Fは一人でも入りやすいテーブル席、2Fには堀コタツ式の足が伸ばせるテーブル席、6〜8人が入れる個室席などがあり、近くで働くサラリーマンやOLさんはもちろん、ファミリーにも使い勝手が良さそうな雰囲気になっています。

料理やスタッフ、お客さんをMADなほど愛していく“シェフ”がいる店


JR浜松町駅のほか、都営浅草線・大江戸線の大門駅からも徒歩圏内

 そもそも店名が『スパイス研究所』で『MAD CHEFs』。研究所でマッドって、ものすごくマニアックな、キテる印象でインパクト強いけれど、なぜこの店名?

「それはここを見ていただければわかりますよ」と出されたのはメニュー。そこにはオーナーであるカランさんのメッセージが書いてあり『料理、お客様、スタッフ、全てをMADなほど愛していく』という抱負が書かれていました。すごい。オープンしたばかりなのに愛が強すぎるよカランさん。

 ちなみにカランさん、ネパールの方ですが日本語ペラペラ。とってもフレンドリーなキャラクターです。そして、お店で働くシェフはネパールの人たちですが、フロアスタッフは日本人。なので、注文時に言葉の壁で困っちゃう心配はありません。

 ということで、オープンしたてのお店のオススメ料理を早速紹介します!

まずはカレーセット! 7種から選べるトッピングも魅力いっぱい


「バターチキンカレーセット」1450円(手前)、「マトンカレーセット」1100円(奥)

『スパイス研究所 MAD CHEFs 浜松町本店』のカレーセットの頼み方は、(1)カレーを1種または2種選ぶ。(2)5段階の辛さを選ぶ。(3)ナンかライスを選ぶ。(4)無料トッピング7種から3種を選ぶ。以上! もちろん、カレーは単品でも、2種のカレーセットでもオーダーできます。

 カレーの種類は週替わりのMADカレーを始め、チキンカレー、ほうれん草のサグカレー、シーフードカレーなど7種。いずれも辛さを5段階の中で選べます。そして、セットで食べられるナンはプレーンなナン。+200円でチーズなんやガーリックナンなど、他のリッチなナンにセレクト可能です。

 カレーセットで選べるトッピング7種は、手前の「バターチキンカレーセット」にあるのが、写真左から、ゆで卵、豆のおせんべい「パーパド」、サラダ。奥の「マトンカレーセット」にあるのは左から、ビリッとした刺激的な辛さのポテト「アルマチャ」、白くて丸いポテトサラダ、ポテトチップス。写真右端下にあるのがインド風サラダ「クチュンバー」になります。

 トッピング、というよりほぼサイドメニュー。でもゆで卵やパーパドなどは、カレーにつけて味わうのが良さそうです。

ゴマもチーズもたっぷり! 贅沢な味わいの焼きたてナン


「黒ゴマナン」400円(手前)、「チーズナン」490円(奥)。ゴマの量、すごい!

 そして見た目もインパクトのあるナンメニュー。「黒ゴマナン」はお飾りレベルじゃないほどゴマたっぷり、そして「チーズナン」は出来立てを持ち上げるとチーズがかなり伸びる! カリッとしていて、中はしっとりもっちりです。

「うちのナンはバターがたっぷり入っているのが特徴ですね」とCEOの堀内実さん。実はカレーもバターたっぷりでコクのある美味しさ。だからナンとの相性がいい! 計測したところ、「チーズナン」が直径約23cm、「黒ゴマナン」は一番長いところで約40cm、幅が広いところで約19cm。エアリーだけれどしっとりしていて旨みも感じる。だからとっても食べ応えあり。ドスッとお腹にたまります。

おしゃれBBQ状態! 卓上で炙るから香ばしい「トータルテイストグリル」


5種の肉とエビの「トータルテイストグリル」1500円。映えるタンドール料理!

 そして、卓上に現れて一番インパクトがあった、いわゆる“映える”メニューなのが、タンドール料理を堪能できる「トータルテイストグリル」。左から、チキンティッカ、タンドリーシュリンプ、シークカバブ、骨つきタンドリーチキン、シークカバブ、グリーンティッカ、マライティッカなどが石版の上に盛り付けられ、下から固形燃料で炙られつつ登場! 

 大エビをターメリックやクミンシード入りの濃厚なソースで漬け込んだタンドリーシュリンプや、ほうれん草&ヨーグルトに漬け込んだグリーンティッカなど、一つ一つ素材とスパイスの違いが楽しめる一皿。これはお酒が進みそう! ちなみにお酒はビール、焼酎、ハイボール、ワインにカクテルなどがあり、インドの瓶ビール3種にインドのスパークリングワインも。料理によってお酒を飲み分けるのも楽しめそうです。

夜限定メニュー、日本初上陸の「ホットピザパラーター」


「ポケットピザパラーター」500円「おそらく日本初上陸。これも味わってほしいですね」(堀内さん)

 そして、ここでしか味わえないスペシャルな一皿が「ポケットピザパラーター」。パラーターって?「バター、小麦粉、マサラ、塩などで作った生地のことですね。とろけるチーズとパプリカを包んでいるんですよ。あっさりした皮とトロトロのチーズを楽しんでください」。

 一口食べると、チーズのトロッと、パプリカのサクサク、皮のパリパリが絶妙なバランス。チーズナンと比べて皮が圧倒的に薄くチーズが主役。これ、子供から大人まで、全世代で愛される美味しさです。

 他にもチキンティッカやグリーンティッカ、シーフードのポケットピザがあり、いろいろ食べ比べたくなります。イタリア料理のカルツォーネとも、日本やアメリカのピザとも違う、インド・ネパール生まれのチーズたっぷりピザ。くせになりそうな美味しさです。

高さ28cmのロンググラスで登場!「スペシャル濃厚ラッシー」


左から「スペシャル濃厚ラッシー」700円、「マンゴー濃厚ラッシー」、「濃厚ラッシー」各500円

 食後の楽しみ、ラッシーは濃厚ラッシー、マンゴー、ブルーベリー、そしてスペシャル濃厚ラッシーの4種類。スペシャルってどういうこと? と思っていたら、出てきて納得。高さ28cmの高いグラスでドーン。そして、右端の「濃厚ラッシー」と比べて緑色。この緑色は? 「アボカド入りのラッシーですね。チョコソースも入っています」。

 一口飲んでみると、アボカドがとってもフルーティ、そして口の中のスパイスをリセットしてくれます。濃厚だけれど重たくない。ここまでスパイス料理を満喫してきたのもあり、ほのかな甘みがいいバランスになっています。

 28cmもの高さのグラスだから、当然飲みごたえも十分。シメもいいけれど、メインディッシュを楽しみながらでもいいかも。「ランチの場合、+300円で注文できます」とのことなので、辛さ5のカレーでしびれや辛さにブルブルした後、スペシャル濃厚ラッシーで口の中の平和を取り戻す、というのもおすすめです。


CEOの堀内実さん(左)と、オーナーのカランさん(右)。「気軽に食べて楽しんで」

 今回紹介した料理の他にも、羊肉と野菜のスパイス炒め「マトンチェイカ」やチベット餃子の「モモ」といったサイドメニューに、「バニラアイスwithチョコナン」などデザートメニューまで味わえるほか、2階席にはシーシャ(水タバコ)も。近日中にテレビモニターが設置されるので、スポーツ観戦なども楽しめるようになるそうです。

「かしこまった店ではなく、誰もが気軽にインドカレーを食べていただける店にしたいと思っています。9月末まではオープン記念サービスとして、カレーセットにチキンティッカをサービスするので、ぜひ一度食べにきてください」と堀内さん。

 バターとマサラたっぷり、旨みも香りも濃厚なカレーに、華やかな味わいのタンドリー料理、そして異国情緒あふれる空間。次回来るときは、サイドメニューやデザートまで満喫できるよう、お腹をすっごく減らしてから食べに来ることにします!

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

店名:スパイス研究所 MAD CHEFs 浜松町本店

住:東京都港区浜松町2-8-4 金田ビル 1F
TEL:03-6435-6269
営:11:00〜24:00(L.O.23:30)金曜〜翌2:00(L.O.1:30)
休:なし

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