「石かえして」 品川消防署の悲痛なメッセージに注目集まる→数日後、事態に進展が
2022年7月10日(日)18時0分 Jタウンネット
品川消防署が発信した「悲しすぎるメッセージ」に注目が集まっている。
こちらはツイッターユーザーのふくい せいじ(@fk2pen2)さんが2022年6月23日に投稿した写真だ。品川消防署の看板前に石で彩られたメッセージたち。「火の用心」という消防署らしいものから、「梅雨入り」や「お盆」など日常的なお知らせまで心温まるものばかり。
しかし4枚目は......「石かえして」の一言が。それまではピンクや青、緑、黄色といった色とりどりの石が使われていたのに、黒と赤の石しかない。
メッセージに使っていた石を盗まれてしまったのだろうか......。装飾も一切なくなってしまったその光景に、悲痛な叫びが伝わってくるようだ。
ふくいさんの投稿には、ツイッター上では同情の声が多数寄せられた。
数日後、看板前に変化が
しかし、29日。事態は進展を見せた。
この日ふくいさんがツイッターに投稿した写真が、こちらだ。
「石かえして」——その思いが届いたのか、「ただいま」というメッセージと共にカラフルな石たちが再び姿を見せたのだ。
Jタウンネット編集部が5日、品川消防署に話を聞いたところ、メッセージの石は以前から署員が地域住民とのコミュニケーションツールとして置き始めたものだという。
ただ、一連の「石失踪事件」については「特にお答えすることはないです」とのこと。
兎にも角にも、これからも品川消防署の看板の前で、街を見守っていてほしい。
(ライター:Met)