青空にめちゃくちゃ映える! 御蔵島「イルカポスト」が可愛すぎるから手紙をいっぱい出しに行きたい
2023年7月12日(水)8時0分 Jタウンネット
2023年7月6日、わざわざ手紙を出しに行きたくなるほど可愛い郵便ポストがツイッター上に投稿された。
話題になったそのポストは、こんな姿をしている。
なんと、涼しげな青い色で、上には小さなイルカまで乗っている。いつ見ても可愛らしいだろうが、夏の青い空には特に映えそうだ!
この写真を投稿したのはツイッターユーザーの・あき(@akira1027_photo )さん。水族館や野生のイルカ・クジラなどの写真を中心に撮影し、8月8日〜13日には東京・恵比寿での写真展「RAISON D'ETRE」を開催予定の写真家だ。
7日、Jタウンネット記者が話を聞いたところ、イルカのポストを撮影したのは、イルカウォッチングの名所・御蔵島(みくらじま、東京都)。あきさんはイルカたちを撮影するために、年に数回ほどこの島を訪れているという。
撮影日の23年5月5日も、水中撮影のために訪島。その際、村役場の前に可愛いポストができたという噂を聞きつけ、空き時間に見に行った。
「郵便局前にも可愛いデザインのポストはあるのですが、青色で波模様のようなデザインが施されたポストは格段に美しかったですね。上に乗っているミナミハンドウイルカも可愛いです」(あきさん)
このキュートなポストは、どんな経緯で誕生したのか。Jタウンネット記者は11日、御蔵島郵便局に聞いた。
なぜイルカのデザインに?
取材に応じたのは御蔵島郵便局の局長だった。イルカの郵便ポストを設置したのは23年3月で、「観光誘致ができるようにイルカの郵便ポストが欲しい」と前局長が提案したものだと説明する。
制作したのは鯨類のフィギュアなどを作る造形集団・ホエールアートミュージアム。イルカの郵便ポストがある和歌山県大地町の郵便局長から紹介してもらったそうだ。
「ポストの青色や白色は、御蔵島の海や白波をイメージしています。
上に乗っているイルカは、島の周辺に生息しているミナミハンドウイルカをデザインしてもらいました」(御蔵島郵便局局長)
イルカの郵便ポストにはツイッター上で8万件を超えるいいね(11日昼時点)のほか、
「わぁ〜お洒落だし可愛い」
「かわいい こんなポストが近くにあったら郵便出す回数が増えちゃいそう」
「超爽快でメルヘンなポスト」
「イルカ好きにはたまらない」
といった声が寄せられており、「めちゃくちゃ行きたい...」とコメントするユーザーも。
好評を博したことについて局長は 「観光振興として役立てるようにと以前の局長も言っていたので、目的の一つとして来てもらえたら嬉しいです」 と述べた。