目指せスティーブ・ジョブズ!? 営業マンがプレゼンをコソ練した - 後編 (1) 低音ボイスが成功の秘訣!?

7月14日(土)8時0分 マイナビニュース

「言いたいことが相手に伝わらない」など、課題を感じる社会人が多いプレゼンテーション。そこで、同じ悩みをもつ広告代理店の営業・Mさんを相手にプレゼンの誌上レッスンを開催した。

前編では、自身のプレゼン課題を認識し、後編では、その課題を克服するトレーニングに取り組んでいく。今日からでもすぐに使えるので要チェックだ。
○低音ボイスを出す訓練

「Mさんの特長である低音ボイス。これをさらに説得力のあるダンディーな声にするための発声トレーニングを行います。頑張りましょう!」

「まずは、ヘソから9cm下のところにある丹田(たんでん)という場所をつねに張っている状態にして! 10秒経ったら息を吐いてください」

「こうですか、はー」

「いいですよ。いいですよ。理想をいえば太い筒をイメージして吐いてください。はい、もう一度。息を吸って、おへそに意識を集中して、肩やのどには力を入れず、手もぶらぶらしたまま。息を留めてください。口は開けっ放しで、そこから息を一気に吐ききってください」

はー

Mさんはこのトレーニングをカラダが覚えるまで、繰り返す。傍からみていると、本当に効果があるのか? と疑問がわいてくる。

「では、さらにおへそに意識を集中させるために、誰かげんこつで下腹部を押してあげてください」と、こちらの疑念を感じ取ったかのような一言。

虎は常に周囲の状況を把握している。そして、筆者が急きょ駆り出されることに。

ここかな。これぐらいかな。

「中途半端な押し方ではなく、腰を入れて押してください」と、コーチに叱られる。

「はい」と気合いを入れ直し、強く押す。おっ、堅い! 堅い!

中年男性が、相手の腹をコブシで押している状況はなかなか見ないだろう。

続いて、プレゼンの導入部分を練習する。

「みなさん、こんにちは、わたくし、Mでございます」

「みなさん、こんにちは、わたくし、Mでございます」

「みなさん、こんにちは、わたくし、Mでございます」

Mさんは、何度も何度も繰り返し行うが、ついつい早口になるようで、「もっとゆっくり。もっと」とコーチから都度指摘が入る。下腹部に力を入れながら話をする、なれない状態にあるので話すことに意識が集中できないのだろう。

この早口を改善するために、次に行われたのが「悪代官スペシャル」というトレーニング。時代劇でお約束、誰もが知るだろう「あの場面」の再現だ。

越後屋は饅頭がぎっしり詰まった折り箱を悪代官に差し出す。

「好物のおまんじゅうでございます」

そして、そのとき放たれる

「ふ・ふ・ふ・ふーん。越後屋、おぬしも悪よのうー」を練習。

この台詞をトレーニングに使うとは! 天才では!?

永井コーチが自ら実演。音大出身ということもあり、声量と力強さのレベルが違う。Mさんは悪代官になり切れるか?

呼吸が大変で、涙目になりながらも、「おぬしも、わるよのーう」と耐えて頑張る、Mさん。

しかし、「もっと、ゆっくり。もっと、感情を込めて」。虎の牙は容赦なく襲い掛かる。

「俺は悪代官、悪代官なんだ」と自己暗示をかけるMさん。彼を選んだのは正解だった。たぶん。

マイナビニュース

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