「ウエスト・サイド・ストーリー」S3キャストがリモートで名曲披露

2020年7月15日(水)8時0分 シネマカフェ

ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3動画

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日本キャストによるブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3のキャストたちが名曲「Quintet(Tonight)」を披露する動画が、本日7月15日(水)より1週間、日本限定で公開された。

世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」。360度客席が回転する劇場「IHI ステージアラウンド東京」にて、ステージアラウンド版の世界初演シリーズとして、2019年夏に開幕した招聘版に続き、11月から本年5月まで、7か月にわたって日本キャストによるロングラン公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、Season3は全公演中止に。

そんな幻となってしまったSeason3のキャスト陣、総勢44名が集結し、今回本作の中から「Quintet(Tonight)」をスペシャル披露。

主役のトニー役の浦井健治と柿澤勇人、ヒロインマリア役の桜井玲香と伊原六花、アニータ役のソニンと夢咲ねね、リフ役の加藤和樹と木村達成、ベルナルド役のOguriと有澤樟太郎をはじめ、モロ師岡、やついいちろうら脇を固めるキャストも勢揃い。動画は各自、リモートで収録が行われた。

浦井さんは「公演延期が決まり、そんな中で行った通し稽古でこの曲が歌われた時、僕は涙がこぼれました。全員が、その瞬間を、その時間を、歌を通して繋がりながら、溢れる気持ちが伝わってきたから」と当時をふり返り、「Season3のカンパニーが、このメンバーで最高に良かったし、誇りです。これから先、まだまだ本来の演劇スタイルに戻るには時間がかかるかもしれません。それでも、願いを込めて、演劇というものの豊かさを信じて、その大切さを噛み締めながら、歌わせて頂きました」とコメント。

「みんなとの再会が出来て嬉しい」と喜んだ柿澤さんは、「クインテットという曲は一幕後半、若者全員がそれぞれの想いを熱く歌います。そのエネルギーは凄まじかったことを鮮明に覚えています。当然僕はマリアのことしか頭に無いのですが、このシーンばかりはカンパニーの一体感を肌で感じ、武者震いしながらやっていました。我々の想いが僅かでも伝われば、幸いです」とメッセージを寄せている。

ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3スペシャル動画は7月15日(水)4時〜22日(水)4時までウエスト・サイド・ストーリー Season3公式サイトにて公開。

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