富山のかまぼこは、「板」じゃなくて「巻いている」

7月15日(土)6時0分 Jタウンネット

一般的に知られる「板かまぼこ」(toshifukuokaさん撮影、Flickrより)

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[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2017年7月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、県内のかまぼこ事情について調査をしていました。


かまぼこといえば、板の上に乗っているものをイメージしますが、県内のスーパーにあるかまぼこは、渦を巻いたものが多く板に乗っていないものが多いのです。


「かまぼこといえば赤巻」


ある県内のスーパーのかまぼこ売り場を除くと、たしかにかまぼこの7〜8割が板の上に乗っていない、赤い渦を巻いた「赤巻」です。お客さんに話を聞くと「かまぼこといえば赤巻」、「うどん屋でも、乗せているかまぼこはほとんんど赤巻」だそうで、なじみ深いようです。


この赤巻は、もともとは富山発祥なのだそうです。富山市のかまぼこの年間支出額は全国3位で5759円、18位の金沢市の3104円を上回っており、かまぼこは親しみのある食材なのです。


しかし、最初にできたのは、赤巻ではなく、昆布でできた昆布巻き。北海道から北前船で運ばれてくる魚や昆布でなにかできないものかと、昆布の上に魚のすり身を乗せて巻いたのが始まりです。


富山の老舗蒲鉾屋さんでは、今でも手巻きで1日2万本以上作るそうです。周りに巻くだけでななく渦巻き状にしたのは、昆布が中に入り込むことで強度があがり、板の支えもいらなくなるからです。さらに、昆布の旨みが均等に広がり、綺麗な形を保つことができます。


昆布巻きは、結婚式などのお祝い品として使われたことから、おめでたいお祝い用に紅白にアレンジした、赤い色の赤巻が誕生しました。


昔は、赤巻だけでなく、青巻、緑巻なども存在したそうです。昔の人の知恵と工夫で独特のかまぼこが誕生したわけですね。(ライター:りえ160)

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