宝石のような美しさ! 真っ赤な果実「フサスグリ」、宮城の新たな特産に

2019年7月15日(月)6時0分 Jタウンネット

[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2019年7月2日の放送では、「フサスグリ」という果物について紹介していました。


フサスグリは、宮城県栗原市花山地区でわずかに栽培されている、さわやかな酸味が特徴の果実です。ヨーロッパ原産で、こちらの地区では昭和50年代から地域づくりの一環として栽培が始まりました。現在は2人の生産者が約300本を栽培していて、農産物としての栽培は県内では花山地区だけだそうです。


艶があり真っ赤な色をしているのが特徴で、ジャムや果実酒、ケーキのデコレーションなどとして利用されています。


収穫体験ツアーも


先日、フサスグリの収穫体験ツアーが行われました。


こちらのツアーは栗原農業改良普及センターが開催したもので、フサスグリをPRしようと去年に続き2回目の開催となりました。


枝に実った果実をはさみで切り取る作業を体験。多くの人はフサスグリの実を実際に見るのは初めてで、その艶やかさに驚いていました。実が柔らかく繊細なため、手で採ると潰してしまう恐れがあることから、はさみで丁寧に枝から切り取っていくそうです。


フサスグリはポリフェノールが多く含まれているので、健康志向が強い現代のニーズにあった果実だそう。


新たな特産品として売り出していきたいということで、すでに「道の駅 路田里はなやま」ではご当地ソフト「ふさすぐりソフトクリーム」や「ふさすぐりジャム」などが購入できるそうです。


今後お菓子店などにもPRして知名度を広げ、地域の活性化に繋げていきたいと話していました。


(ライター:rin.)

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