今さら聞けない、熱中症対策のきほん!

2023年7月18日(火)11時10分 ココカラネクスト

 本格的な暑さが連日続いていますね。過ごしやすい季節はあっという間に過ぎ去っていってしまうような気がします。この時期は体がまだ暑さに慣れておらず、上手に汗をかき熱を逃がすことに慣れていません。すると体温調整がうまくできないので熱中症に注意が必要なのです。

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今さら熱中症対策でこまめな水分補給とか、塩分の摂取も大切という内容は耳にタコができるほど聞いていると思います。しかし基本的な対策をおろそかにした時こそ症状が出るので、今一度熱中症対策の基本について考えるきっかけになればと思います。

1、気温だけでなく湿度も要注意
温度が高いだけでなく湿度が高い日も要注意です。温度が30度を下回っていても湿度が50%以上になると熱中症になりやすいです。汗が蒸発して体温を下げることが難しくなるので湿度の変化にも注意が必要です。

2、こまめな水分補給
これも今さらといった知識ですが、喉が渇いて水が欲しくなった時には既に遅いのです。喉が渇く前からこまめに水を口に含み潤わせておきましょう。喉がカラカラ状態になってから1ℓの水をがぶ飲みしたのでは対応が遅すぎます。

3、塩分も補給しミネラルを摂取
汗で流れ出るのは水分だけではありません、体を調整してくれるミネラルも大量に流れ出てしまっています。ミネラルは天然の粗塩や岩塩に多く含まれています。汗を大量にかいた後、味が濃いものが食べたくなるのも汗によって流れ出たミネラルを補給しようという体の反応であるといえるでしょう。

4、汗をたくさんかいたときは涼しい場所で休む
これも基本中の基本ですが、8月は他のどの月とも比較できない1ヶ月です。普段は何ともない10分程度の移動でも大量の汗をかき日光に晒されることでかなりの体力を消耗します。いつもの感覚やペースは一度忘れてちょっと疲れたら涼しい場所で休憩するなどの対策を取りましょう。普段なら直接目的地を目指すところを、途中コンビニで5分ずつ涼むだけでも体力は回復します。

まとめ

熱中症は最悪命を落としかねない恐ろしい症状です。この時期は特に無理をせず慎重すぎるくらい体のことを気遣って生活しましょう。そうすれば熱中症が原因となって起きる最悪の事態は免れるでしょう。特に乳幼児やお年寄りの方は特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配ってあげることが大切です。

[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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