スイカは夏を乗り切る漢方薬! シャリッと甘い鳥取産「大玉すいか」を味わってみた

2020年7月18日(土)10時50分 食楽web


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 夏のフルーツといえば、西瓜(スイカ)。あの瑞々しさ、シャリッとした歯ごたえは暑さを忘れさせてくれます。そんなスイカも時々スーパーなどで買うと「これはフルーツなの!?」というくらい味が薄かったり、瑞々しさに欠けていたり…がっかりした経験を持つ人も多いでしょう。

 でも見つけました、極上に美味しいスイカを。それは大山山麓の水はけのいい土壌と太陽の恵みでスクスク育った、鳥取県のスイカです。実は「大玉なのに、とっても甘くて美味しい!」ことで知られているのです。


このパッケージ、贈呈用にも喜ばれますね

 早速取り寄せたのは、鳥取県産を代表する「大栄西瓜」。届いた瞬間から、スイカ柄のパッケージにテンションが上がります。一面ずつ、ス・イ・カとレトロタッチの文字も刻まれています。俄然、中身への期待も膨らみますよね。


小さな頃のすいか割りを思い出す大きさ!

 大栄西瓜の歴史は深く、鳥取県北栄町(旧大栄町)で100年以上前の江戸末期から栽培が行われ、今では全国屈指のすいかの産地として知られるようになりました。

 鳥取のスイカは平均8kgもある大玉で、玉の大きさによって外皮の厚さが変わります。この皮の厚さがすいかの鮮度などを保つ秘訣。そのため水分を豊富に含み、シャリシャリとした食感と十分な甘さのある、瑞々しいスイカが出来上がるんですね。

暑さに負けない! すいかは夏に最適な万能食材


綺麗な朱色の果肉。スイカは皮まで食べられ、料理の食材としても重宝します

 今まさに出荷時期のピークを迎えている“スイカ”。実は「夏の漢方」としても重宝される薬膳食材だと知っていましたか? 一般的に伝わっているのは、体の熱を冷まし、利尿作用(カリウムやシトルリンを含有)がある点でしょう。

 また、余分な塩分を排泄することから、むくみの改善や高血圧、動脈硬化などの予防にも繋がります。さらに、抗酸化作用のあるリコピンやβ-カロチンも豊富に含みます。デトックス作用にむくみや老化対策、健康的で美しいカラダづくりにも一役買ってくれるとは…まさに目から鱗!

 ちなみに、すいかは中央の真ん中あたりが一番甘いそう。カットするときは、一番甘い中央を軸にして包丁を入れましょう。そうすれば、均等に甘いすいかを楽しめますよ。

 ご紹介した絶品の「大栄西瓜」は、現地の直売所や道の駅などのほか、東京・新橋のアンテナショップ『とっとり・おかやま新橋館』、量販店『いなげや』や『サカガミ』などで購入できます。食べ頃の夏は、美味しいスイカをたくさん食べて、夏バテに負けない元気な身体を保ちましょう。

●DATA

店名:「食のみやこ鳥取県」サイト

https://www.pref.tottori.lg.jp/178200.htm

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