赤ワインをテイクアウトで注文したら... 渡された品がどう見ても「献血パック」だった

2020年7月20日(月)21時0分 Jタウンネット


新型コロナウイルスの第二波が心配されているようだ。どんなに美味しい料理も、残念ながら店内で食べるより、テイクアウトして自宅で味わう方が安心安全という、今日この頃だ。

そんな中で投稿された、次のようなツイートが話題となっている。

こちらは、ツイッターユーザーのぺこさん(@pekopekko777)の2020年7月16日の投稿だ。

写真は、テイクアウト用に手渡されたワイン持ち帰り用のパックだというが、「献血パック(むき出し)みたいなの渡された」というコメントが添えられている。たしかにそう言われると、そう見えないこともないが......。

このツイートには、4万件を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散している(20日夕現在)。

ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「どっからどうみても採血された静脈血」
「医療関係の仕事してるのかな? とか自分は思うけど......」
「献血ありがとうございます」
「これは三度見する」

Jタウンネット編集部は、投稿者のぺこ(@pekopekko777)さんに詳しい話を聞いた。

お店の反応を聞くと...

投稿者・ぺこさんは、ワインをテイクアウトした時の様子をこう語った。

「テイクアウトの予約の電話を先に入れて取りに行きましたが、レジにアレが置いてあるのが見えて『いやいやまさかコレじゃないよねー』と思ったらストローと一緒に渡されて吹き出しちゃいました(笑)。
駅付近を歩いてるうちに人の視線を感じたので、これはツイッターにあげようーと撮りましたが、ここまで反響があるとは思いませんでした。印象に残ったのは皆さんやっぱり血液パックに見えるんだ! 私だけじゃなかった! ということです(笑) 」

Jタウンネット編集部は、その店に電話取材を試みた。店主は、具体的な店名や場所などを明らかにしないことを条件に、取材に応じた。「大阪の某店」とだけお伝えしよう。

「ツイートで献血パックみたいなものと言われたのは、『ドリンクパック』という食品容器で、業界では一般的に使用されているものです。
私どもの店では、ロゼワインやソフトドリンクなどのテイクアウトに使用しています。今回のように、赤ワインを入れて献血パックのようだと言われたのは、初めての経験で、大変ショックでした。
まったく考えもしないことでした。今後、赤ワイン用には別の食品容器を探さなければと思っています」

ショックから覚めない様子の店主は、ようやくそう答えてくれた。

「大阪の某店」発のテイクアウト用赤ワインパックは、Jタウンネットの取材がきっかけで姿を消すことになってしまった。大変申し訳ない。しかし、いったいどんな容器が登場するか、楽しみではある。

どうしても自分でやってみたいという奇特な読者は、ドリンクパックを手に入れ、お好みの赤ワインを入れ、チューブやストローでチューチューしてみてはどうだろう(できれば、ご自宅で......)。


Jタウンネット

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