国際物理オリンピック、5名全員メダル獲得

2022年7月21日(木)13時45分 リセマム

国際物理オリンピック委員会

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文部科学省は年2022年7月20日、「第52回国際物理オリンピック」に参加した5名の生徒のうち3名が銀メダル、2名が銅メダルを獲得したと発表。この成績を踏まえ、5名を文部科学大臣表彰受賞者とすることを決定した。

 国際物理オリンピックは、1967年から続く物理の国際的なコンテスト。参加資格は、20歳未満であることと、大学等の高等教育を受けていないこと。さまざまな国や地域から高校生等が参加し、国際的に交流しながら、物理学に対する興味や関心、能力を高め合っている。日本は2006年から参加を続けており、今年で16回目の参加。

 第52回国際物理オリンピックは7月10日〜17日に、75の国と地域から368名の生徒が参加し、オンラインで開催された。オンラインでの開催により、従来とはプログラムが変更され、おもに実験問題試験と理論問題試験、講演会等が実施された。コンテストの結果、金メダルが39名、銀メダルが71名、銅メダルが97名となった。

 日本からは5名が出場し、大倉晴琉さん(埼玉県立大宮高等学校3年)、三宅智史さん(東海高等学校3年)、埜上照さん(宮城県仙台二華高等学校3年)が銀メダルを、喜多俊介さん(筑波大学附属駒場中学校3年)、山下航弥さん(大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎3年)が銅メダルを受賞した。この結果を踏まえ、文部科学省は出場した5名全員を文部科学大臣表彰受賞者とすると発表した。

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