【未解決事件】サンフランシスコでゲイばかり殺しまくった伝説の連続殺人鬼「ドゥドラー」5つの謎! 迷宮入りの本当の原因は…!?

7月22日(日)7時0分 tocana

イメージ画像は、「Wikipedia」より

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 世の中には、解決の糸口がつかめない“未解決事件”が数多く存在する。1970年代に米・サンフランシスコで発生した「Doodler(ドゥドラー)」による一連の凶悪事件もそのうちのひとつ。今回は、現在も謎に包まれたドゥドラーにまつわる5つの事実をご紹介しよう。


■名前の由来

 1974年1月〜75年9月にかけて、同性愛者コミュニティで14人が殺害され、3人が襲撃される事件が発生した。サンフランシスコ警察は当初、この事件に関して3人の犯罪者がいると予想した。ところが、被害者にいくつもの刺し傷がある点など殺害方法が一致することが判明し、警察は後に同一犯による犯行と断定している。

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 最初の殺人は、サンフランシスコのテンダーロイン地区にある有名な同性愛者コミュニティ内で発生した。その後、SMナイトクラブやバー、レストランなどでも男性が殺害されている。警察は、襲撃されたが幸いにも生き残った3人の被害者から犯人の特徴を調査。漫画風の似顔絵が公開されたことで、「ドゥドラー(いたずら書きの人)」と呼ばれるようになった。


■最初の犠牲者

 ドゥドラーによる最初の犠牲者は、当時49歳のカナダ系移民のジェラルド・アール・カバノフだった。ジェラルドの遺体は、1974年1月24日にサンフランシスコのオーシャンビーチに横たわっているところを発見された。

 彼の遺体からは、数カ所にわたる刺し傷が確認され、防御創もあったことから、彼はまだ意識があるうちにメッタ刺しにされたと考えられている。当初、ジェラルドの遺体は身元不明として扱われ、医者たちは一時的に「John Doe(身元不明の男性遺体に付けられる仮の名前)#7」と呼んでいた。ドゥドラーは、住所不定で身元の判断がつきにくい同性愛者を狙ったのだろうか。


■湖で発見された女装コメディアン

 1974年6月25日、サンフランシスコのゴールデンゲート・パーク内にあるスプレッケル湖で、当時27歳のジョゼフ・スティーヴンスの遺体が発見された。ジョゼフはゲイバーで働いたこともある「女装コメディアン」として有名で、遺体発見の前日にはモンゴメリーストリートのクラブで目撃されていた。

 警察は、ジョゼフが殺人者と一緒にスプレッケル湖まで一緒に行き、発見現場もしくその付近で殺害されたと推測。ジョゼフの遺体には3カ所の刺し傷があり、肺を刺されていたため口と鼻には血液が溜まっていた。ジョゼフはドゥドラーによる2人目の被害者とされている。


■“ゾディアック事件”の調査官 VS ドゥドラー

 ドゥドラーの3人目の被害者とされるクラウス・クリストマンの遺体は1974年7月7日、犬の散歩中だった女性によって発見された。クラウスには妻と2人の子どもがいたが、死亡時にメイク道具を持っていたことから、彼は同性愛者だと考えられている。クラウスの遺体には15カ所も刺された跡があり、喉にも切り裂かれた跡が確認された。

 アメリカで最も有名な未解決事件のひとつ“ゾディアック事件”に関わり、当時すでに有名だったサンフランシスコ市警の主任調査官デイブ・トスキは、クラウス殺人事件も担当している。デイブは、地元の新聞で「今まで調査した事件の中で最も悲惨なもののひとつ」と、その残忍性を強調。クラウスの殺人事件によって、警察は殺人者が街のゲイコミュニティを標的にしていると勘ぐりはじめた。


■コミュニティー・サイレンス

 サンフランシスコ警察によると、1975年の夏にドゥドラーは5件の事件を起こし、少なくとも9人を殺害した疑いがあるという。ドゥドラー事件が未解決になってしまったのは、狙われた被害者が全員ゲイだったこともひとつの要因とされる。

 襲撃から生き延びた男性がいるにも関わらず、逮捕につながらなかったのは、裁判所で証言する人間がいなかったためだ。証言台に立つことになれば、自分自身がゲイであることをカミングアウトするようなもの。当時は同性愛者に対する偏見が激しい時代であり、被害者は事件に関わることを避け続けた。この「コミュニティー・サイレンス」は今日に至るまで続いており、現在もドゥドラーは逮捕されず、有力な情報も出てこないのだ。
(文=山下史郎)

※イメージ画像は、「Wikipedia」より

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