レジ業務でイライラすること 「会計終わりにポイントカード」「お金投げる人なんなの?」
2018年7月23日(月)7時0分 キャリコネニュース
過去にコンビニで働いていた時にストレスだったこと。いくつかあったが、特にビニール袋に詰めた大量の小銭で公共料金の支払いをしようとするおっちゃん!「ごめんね」とも「迷惑かけるねぇ」とも言わず、すました顔で小銭をジャラジャラと出してきた。
今思うと、なんで自分もあそこまでバカ丁寧に、わざわざコインケースを出してまで対応してあげていたんだろうと思う。今だったら「お客様、他のお客様の対応もありますので困ります」とか「手が空いてからでいいですか?」などと言えるのに。(文:みゆくらけん)
「レシートがいらないからってすっと手をずらすの感じ悪い」コンビニのみならず、レジ打ち仕事はイライラがつきものだ。メンドクサイ客の対応も多く、ストレスを抱えながら働いている人も多い。先日のガールズちゃんねるに立ったトピック「レジ業務の方〜!」にはそんな人たちのイライラが集まっていた。
「会計終わってポイントカード出す人、本当にやめて欲しい」
これは基本の"レジ打ちあるある"だが、最初に確認した時には「ない」とか「いい」とか言ったはずの客が、後からカードを見つけてポイント請求してくるというメンドクサさ。また最初からやり直しをしなければならないケースも多く、混雑時などは非常に迷惑な話である。
また、「忙しい時に限って小銭をじゃらじゃら出す客」「レジを打っている途中で買い忘れ商品を取りにいく客」など"自分のことしか考えていない客"に悩まされている人が多い印象だが、特に目立ったのは
「お金投げる人何なの??」
「レシートがいらないからってすっと手をずらすの感じ悪い」
という声だ。やっている当人に悪意はなくごく自然な振る舞いのつもりなのかもしれないが、これは確かに感じ悪い。
また、「40円のジュースを10本買って『全部1個ずつ袋いれて!』って入れてる側から発狂するクソババア…もう疲れた…」というコメントに代表されるように「なんでもやってもらって当たり前だってお客様なんだから」精神の人の対応に辟易するという声も。
「子どもが舐めまくってヨダレまみれになった商品をスキャンするのが嫌」一方、それがストレスであることも理解できるが、ちょっとほっこりしてしまうのは「レジになんでもかんでも聞いてくる客」のエピソードだ。「近くにできた眼科はどこだ?」「持ってるクレジットカードは何回払いまでできるんだ?」といったことを聞いてくる客もいるのだという。
「レジはお前の執事ではない!」
と怒りコメント書き込む人もいたが、これってそんなにウザいことでしょうか?筆者もよく経験したが、超多忙な時以外はお客とのそんなやりとりが癒しだったりした記憶がある。
逆に深く共感できるのは「買い物中(会計前)に子どもが舐めまくってヨダレまみれになった商品をスキャンするのが嫌」という声だ。たとえ子どもでも、潔癖症気味の人間にはこれはツライ。
そして今回強烈だったのは「すみません子供が食べちゃって〜」と、ぐちゃぐちゃになったパンの袋を持ってきた人のエピソードだ。商品をスキャンしようとしたら
「あっこれ、買いません」
とそのお客はのうのうと申し出たらしい。買い上げてもらうことともに「お子さまにもちゃんと会計前の商品は勝手に食べちゃいけないことを注意してください」と伝えたところ、しぶしぶお金を払ったらしいが、あまりの非常識ぶりに驚きだ。こんなふうにストレスも多いが、短時間で多くの人と接することができるなかなかに奥深い業務、それがレジ打ちという仕事なのだと思う。