3.5キロ走らされた女子マネージャーの死を「美談仕立て」 朝日新聞の高校野球記事に批判殺到

7月24日(火)15時45分 BIGLOBEニュース編集部

画像はイメージ

写真を拡大

昨夏、野球部の女子マネージャーが練習直後に倒れ亡くなった新潟県の加茂暁星高校が県大会の準々決勝で敗退した。このことについて、朝日新聞は亡くなった原因などには触れず、敗れた部員たちの女子マネージャーへの思いを中心に報道。記事には疑問や批判の声が多数寄せられ、炎上状態となっている。


朝日新聞は22日に「練習直後に倒れ…亡き女子マネジャーへ、捧げる2本塁打」との記事を掲載。「加茂暁星の今夏にかける思いは強かった」から始まる記事には、「ベンチには、昨夏、練習直後に倒れ、その後亡くなったマネジャーの女子生徒(当時2年)の写真が飾ってあった」「試合後、主将の佐藤由宜(3年)が、写真の中で笑う女子生徒を見て言った」など、女子マネージャーを引き立たせる表現が随所にみられる。また、主将の「甲子園に連れて行くという夢をかなえられなかったのが悲しい」との言葉や、女子マネージャーに「私のことをお母さんだと思えばいいじゃん」と言われた4番の思い出なども紹介。記事は、本塁打を打った4番の「ホームランボールと一緒に女子生徒に報告に行くつもりだ」との言葉で締められている。


当時2年生だった野球部の女子マネージャーは昨年7月21日、練習直後に倒れその後に低酸素脳症で亡くなった。この日は、移動に使っていたマイクロバスに怪我をした部員を乗せるため、監督は走って帰るよう指示。女子マネージャーは、男子部員たちと3.5キロ走って学校に戻った直後に倒れた。駆けつけた監督は、呼吸があると判断しAEDを使わなかったという。


記事ではこうした事故の経緯に触れず、部員たちの女子マネージャーへの思いのみを紹介しているため、ネットでは「美談にすべきではない」といった批判の声が殺到。また、朝日新聞が高校野球の主催者であることからも疑問の声が上がっている。

「学校に殺されたのに話を美化すんじゃない」

「いい話でもなんでもない」

「どうして美談になる?1年くらい喪に服して野球やらないってまらまだしも」

「亡くなった状況も問題なのに、それを美談記事に仕立て上げる感覚が分からない」

「再発防止や部員らの心のケアをどうしているのかも含めて記事にするべきで、こんなお涙頂戴の話の垂れ流しだけはやめてほしい」

「野球部が原因で死んだというのに大会出場を許した上美談にしちゃったよこの主催者」

「何が起こっても高校野球を続けたい意思を強く感じる」

「もうスタンドで熱中症で何人死のうが中止にならない気がする」

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

「朝日新聞」をもっと詳しく

このトピックスにコメントする

「朝日新聞」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ