高校生の海外留学に期待すること、2位「国際感覚」1位は?
2019年7月24日(水)11時15分 リセマム
「海外留学に関するアンケート調査」は2019年7月8日〜10日、高校生の子どもを海外に留学させた経験のある保護者1,046人を対象にインターネットで実施した。
「子どもが留学するときにどのようなことを期待したか」という質問では、「語学の習得」が39.7%ともっとも多く、「国際感覚を身に付けてほしい」32.1%、「さまざまな人に対するコミュニケーション能力」17.7%、「適応力を身に付けてほしい」8.6%と続いた。
「子どもを留学させる前に心配なことはあったか」という問いでは、74.0%が「はい」と回答。心配の内容は、「事件に巻き込まれないか」42.6%、「学校生活になじめるか」23.3%、「体調を崩さないか」16.4%、「海外の食生活が合うか」15.9%の順に多かった。
留学中に実際にトラブルがあった人は19.7%。具体的には、「異文化になじめず悩んでしまった」「ホームシックによる体調不良を起こした」「お金を盗まれた」「ステイ先で十分な食事を与えてもらえなかった」などの声が寄せられた。
トラブルがあったときの対処法では、「留学時のサポート会社に頼んだ」38.5%、「現地の学校の先生に相談した」25.9%、「子どもに自力で対処させた」19.5%などが多かった。
「留学させてよかったこと」は、「語学力、国際感覚が向上した」「自立心が芽生えた」「本人に自信がついた」「視野が広がり、行動力がついた」など。「留学後の子どもの進路」では、「海外事業部に就職」「外国語系大学に進学」「大学へ進学後、またホームステイで留学」「英語の先生になった」などの回答が集まった。