「教室マルトリートメント」著者×豪華ゲストのセミナー全3回
2022年7月27日(水)9時15分 リセマム
東洋館出版社では、東京都立矢口特別支援学校主任教諭の川上康則氏の著書「教室マルトリートメント」が、刊行以来大きな反響があるという。教室で行われる、子供の心を傷つけるような不適切な指導を表すこの言葉に関して、各専門家の多様な視点から深掘りするセミナーを全3回開催する。
セミナーは、ゲストとのディスカッションの他、参加者の疑問にも答える。子供たちとともに教師自身も安心した毎日を送るための方法を考える。
第1回は7月31日、「『やりすぎ教育』と教室マルトリートメント」をテーマに行う。ゲストは、「やりすぎ教育 商品化する子どもたち」(ポプラ社)著者の臨床心理士でジェイス代表理事の武田信子先生。セミナーは、第1部に「教室マルトリートメントを考えるポイント」をテーマに川上先生が話し、第2部に「やりすぎ教育を生む社会的マルトリートメント」をテーマに武田先生が話す。対談では、「やりすぎ教育」とは何か、武田先生から丁寧に話を聞き、子供たちを取り巻く養育環境のこれからのあり方を考える。Zoomミーティングを利用。定員500名。
第2回は8月11日、「学校現場の『叱る依存』と教室マルトリートメント」をテーマに行う。ゲストは、最新刊「『叱る依存』がとまらない」(紀伊國屋書店)が話題の臨床心理士の村中直人先生。子供たちに対する場合のみならず、学校現場自体に存在する「叱る依存」について、広い視野から検討する。Zoomミーティングを利用。定員は500名。
第3回は8月27日、「子どもの『心理的危機状態』とはなにか—教室マルトリートメントの視点から考える—」をテーマに行う。最終回のゲストは、評論家で「ストップいじめ!ナビ」代表理事の荻上チキ氏。「心理的危機状態」とは何か、子供たちをそのような状態に追い込まないために心がけたいことはどのようなことなのか、丁寧に考えていく。Zoomウェビナーを利用。定員は1,000名。
3回とも対談の後、参加者の疑問に答えるQ&Aも行う。アーカイブ配信はない。各回参加費1,200円(税込)。申込みはWebサイトより受け付けている。
◆「教室マルトリートメント」オンラインセミナー全3回
参加費:各回1,200円(税込)
申込方法:Webサイトから申し込む
※アーカイブ配信はない
【第1回 やりすぎ教育と教室マルトリートメント】
日時:2022年7月31日(日)10:00〜12:00
会場:オンラインZoomミーティング
定員:500名
【第2回 学校現場の「叱る依存」と教室マルトリートメント】
日時:2022年8月11日(木・祝)10:00〜12:00
会場:オンラインZoomミーティング
定員:500名
【第3回 子どもの「心理的危機状態」とはなにか—教室マルトリートメントの視点から考える—】
日時:2022年8月27日(土)13:00〜15:00
会場:オンラインZoomウェビナー
定員:1,000名