【夏休み2023】高校生向け「図書館 無料開放」大谷大

2023年7月27日(木)19時15分 リセマム

利用する高校生には図書館利用証を発行

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大谷大学図書館は2023年8月5日〜2024年3月末日まで、高校生を対象に図書館を無料開放する。学習環境の提供、本の閲覧、大学進学後の学習イメージの喚起などが目的。登録料無料。人数は50名程度の予定。8月5日、6日に開催するオープンキャンパスでも案内する。

 近年の高校生の勉強スタイルの1つとして、有料の自習室を利用しているケースが見受けられる。一方、京都の公共図書館では、原則自習は禁止。京都市は、無料の自習室として青少年活動センターなどを設置しているが、昨今の需要の高まりから混雑は避けられない。そのほか、塾や予備校の自習スペースなどを利用するケースでも、時間制限や席を確保できないケースがあると考えられる。

 そこで、大谷大学図書館は高校生を対象に、学習環境の提供、本の閲覧、大学進学後の学習イメージの喚起などを目的として、図書館を無料開放する。蔵書数は約88万冊、閲覧室には約14万冊の図書が並んでいる。利用範囲は、閲覧のみ可能。図書の貸出はできない。

 大学での学びは、高校までの授業の在り方と大きく異なり、特に大学入学直後は、学び方のギャップに戸惑っているケースも見られるという。高校生の段階で大学生の学びのようすを間近で見ることは、学習イメージの形成につながり、入学後のミスマッチを軽減させる効果も期待できる。また、大学生にとっては、将来に向けて自習する高校生の姿が、大学生自身を律し、相乗効果による学びの深化にもつながると考え、今回の高校生の図書館利用を実施するとしている。

 高校生の図書館利用の受付開始は8月5日。8月5日、6日に開催するオープンキャンパスでも案内するという。登録料は無料。人数は50名程度の予定。

◆大谷大学図書館 高校生の図書館利用
受付開始:2023年8月5日(土)から
※2023年8月5日(土)・6日(日)のオープンキャンパスにおいても案内する
登録料:無料
人数:50名程度
利用期限:2024年3月31日まで

リセマム

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