元選手と交流もできる! 東京のラグビー好きが集まるバー『ノーサイドクラブ』(高田馬場)に潜入!

2023年7月28日(金)10時49分 食楽web


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●調査内容・ラグビーW杯に向けて、みんなで盛り上がれる店を調査せよ!

 9月8日から始まるラグビーW杯まであと少し! 4年前の大会では史上初のベスト8に進出した日本ラグビー『ブレイブ・ブロッサムズ』ですが、今回はそれを上回る成績を期待されています。

 最近ではニュースなどでも話題に上がることが多くなってきたラグビーW杯。ラグビーのルールはわからないけれど、どんなものか興味がある、または、前回よりもW杯で盛り上がりたい、という人まで、おすすめの場所が『ラグビーダイナー ノーサイドクラブ(RUGBY Dinner No Side Club)』。高田馬場駅を出て約5分、神田川沿いに建つビルの2階にある、ラグビー専門のダイニングバーです。


店内は広々とした空間。色々なユニフォームや万国旗、有名選手のフィギュアなどもあり賑やかな雰囲気。オーナーチェンジ、そしてコンセプトチェンジしてオープンしたのは2011年

 店に入ると、一段高い半円形のスペースにテーブル席とカウンター席、その周りを囲むようにテーブル席があり、壁には大きなモニターがあります。過去のW杯から日本のリーグ戦、大学ラグビーなど様々な映像を流しています。

「元々ここは別のオーナーがスポーツバーをやっていて、自分は常連客だったんです。そのオーナーが店を閉めると聞いて、それなら自分がラグビーに特化したバーを開こうと名乗りをあげたんです」と笑顔で話すのは、オーナーの竹内 方和さん。

初心者でも入りやすい! ラグビーイベントが盛りだくさん


店に飾られたユニフォームやシューズ、サインの一部。説明が書かれているものもあるので、ビギナーでもその価値、凄さが伝わってくる

 特化型のお店と聞くと、初心者はどうしても嫌煙してしまいそうです。そこで、初心者や知識が全くない人でも大丈夫かを聞いてみると。「そんなことないですよ。普通に料理とお酒を楽しんでもいいし。あと、ラグビーをもっと知ってもらえるよう、うちでは定期的にイベントを開催しているので、そこに来てもらえれば。たとえ自分の周りにラグビーファンがいなくても友達ができるし、知らないことがいっぱいあっても教えてもらえるし。なのでこれからラグビーを知りたい、という人はイベントきっかけで来るといいですね!」と温かい言葉をかけてくれました。

 ちなみに6/10に開催されたイベントでは、ゲストに菊谷崇さん、北川俊澄さん(ともに元日本代表)、MCに村上晃一さん(ラグビージャーナリスト)を迎えたトークショー、6/17には「ラガールデー」と称して、ラグビー好きの女子大歓迎、みんなで楽しくラグビートークをしましょう、といったイベントを開催。今後もイベントは開催される予定なので、詳しくはSNS、または電話などで確認を。

 ということで、熱狂的ファンからラグビー初心者まで、観戦、またはラグビートークをしながら味わう、おすすめの食べ物を紹介します。

味もボリュームも自信あり! 3大共演の「ノーサイドコンボ」&「生ビール」


「ノーサイドコンボ」1200円、「神泡のザ・プレミアム・モルツ<香る>エール生ビール」650円

 まずは店の一押しメニュー、「ノーサイドコンボ」。唐揚げ、フライドポテト、ウィンナー、サラダがワンプレートになっているものです。「三大人気メニューが一堂に集い、ノーサイド!」とメニューに書かれています。そしてビールはクリーミーな泡とビールのバランスにこだわり抜いた、”神泡”ビール。

「一番食べたいベスト3を一皿にしたら正解じゃない? というメニューですね」とオーナー。確かに大正解。これはビールも料理もガンガン進みそうです。


一口サイズで食べやすい唐揚げ。注文を受けてから揚げるので、外サクサク中ジュワッ

 ちなみに、もっとパワーチャージなものが食べたい、という人には、ポークスペアリブ・特製ローストビーフ・鶏の手羽先塩胡椒唐揚げがセットの「ノーサイドスクラムコンボ」(1500円)もあります。そして女性人気は「とろ〜りチーズ&スイートハニーピザ」(900円)。3種類のチーズにハチミツ。甘しょっぱい美味しさがたまりません。

 ここに来たら、まずはコンボ&ビール、またはピザ&ビールなど、アメリカンダイナー気分で味わうのがおすすめです。

まずは腹ごしらえ! なら「ノーサイド特製オリジナルスパイシーカレー」


「ノーサイド特製オリジナルスパイシーカレー」850円。温玉がとろっとまろやかさアップ

 そして、オーナー一押しのメニューが、「ノーサイド特製オリジナルスパイシーカレー」。メニューには「ノーサイドクラブ随一の自信作! ゴロゴロポークととろけてしまってるたっぷり野菜、数種類ものスパイスが効いたコクのあるカレーを是非、ご堪能ください」と書かれています。

「作るのに4日ぐらいかかるんですよ。カレーが好きなので自分で作ってみようと試行錯誤した結果、最終的にはお母さんが作ってくれるポークカレーに近い形になりましたね。食べて汗をかくぐらいが、これからの季節に最高じゃないですか」。確かに、クーラーがきいた中で汗をブワッと出しながら食べるスパイシーカレー、やみつきになりそうです。

ラグビーにちなんだオリジナルカクテルだって見逃せない!


左から、「オールブラックス」、「SAKURAブロッサム」、「ローズイングランド」各850円。NZ、日本、イングランドモチーフのカクテル

 もし甘いお酒が好きなら、ノーサイドオリジナルのカクテルも要チェック。左から、チョコレートリキュールとカシスをソーダで割ったブラックカクテル「オールブラックス」に、キンキンに凍ったみぞれ日本酒と桜リキュールの「SAKURAブロッサム」、右端はローズ&ティフィンリキュールの「ローズイングランド」。他に、南アフリカ代表をイメージした「スプリングボブス」もあります。

 他にも、元ラグビーフランス代表が作る南仏のオーガニックワインや、ニュージーランドの自然派ワイン、ガブガブ飲みたい人には、生ビール、ハイボールやウーロンハイ、緑茶ハイなどで注文可能な「やかんピッチャー」小(2l)2200円、大(4l)4400円など多種多様です。


オーナーの竹内 方和さん。もちろん元ラガーメン。ラグビーの知識ゼロでも優しく教えてくれます

 最後に、竹内さんに、今回のW杯の見どころを聞くと「注目はフランスですね。フランスはW杯でまだ1回も優勝したことはないですが、今回自国開催で優勝するために、7〜8年前からジュニアを育成してきました。本気度が違います。今回、開幕戦がフランス対NZですが、この試合でフランスが勝ったら、フランスの本気度が違う、ということが証明されると思います」。まさかの開幕戦から見どころとは!

 そして、注目の日本人選手を聞くと、「まだスタメンが決まっていないタイミングなのでなんともいえないですが、姫野和樹選手ですかね。イケメンで中核メンバー、W杯は姫野選手の活躍次第だと思うので、注目するといいと思いますよ」とのこと。

まとめ:ラグビー観戦初心者もウェルカム! まずはイベントに参加して、新たな仲間を作りに行こう


W杯を観ながらみんなでビールを飲み交わす。かなり盛り上がること確実(食楽web)

 ラグビー通から超初心者まで、あたたかくウェルカムしてくれる『ラグビーダイナー ノーサイドクラブ』。W杯を店内でリアルタイム観戦できるかどうかはまだ未定ですが、今から通い始めて、9月の開催時にはラグビーファンとなって試合を楽しむのはかなりおすすめ。ラガーメン&ラグビーファンは、胸板の厚さと同じくらい、懐が深い人たちがいっぱいですよ!

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

店名:ラグビーダイナー ノーサイドクラブ(RUGBY Dinner No Side Club)

住:東京都豊島区高田3-10-23 キャッスル安斎ビル2F
TEL:03-3209-0723
営:17:00〜23:00(LO22:30)
休:月曜(祝の場合営業)※W杯期間中は変更の場合あり

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