かっこいい!でもお高いんです。フランスの自動車会社「ブガッティ」が、10代の子供向け電気自動車を370万円で販売

7月30日(木)19時30分 カラパイア

ブガッティの子供用電動自動車
セレブっ子専用?ブガッティの子供用電動自動車 image credit:Bugatti/The Little Car Company

 フランスの高級自動車メーカー『ブガッティ』が、1920年代の名車で最も成功したレーシングカーとして有名な「タイプ35」のレプリカとなる、子供向けの電気自動車を発表した。
 ブガッティは、1926年に初めて「ブガッティ・ベイビー」と名付けられた子供向けの小さなタイプ35を生産・販売していた。
 だが、今年で創立110周年を迎え、それを記念して1台の販売価格が35000ドル(約370万円)となる「ブガッティ・ベイビーⅡ」が販売されることになった。

The Bugatti Baby II - now in production
・1台370万円、子供用高級電気自動車「ブガッティ・ベイビーⅡ」
 フランスの高級車メーカー『ブガッティ』は、イギリスのロンドンを拠点とするLittle Car Comany(リトルカー・カンパニー)と提携し、子供向けの小型電気自動車「ブガッティ・ベイビーⅡ」を500台生産した。
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image credit:Bugatti/The Little Car Company

 これは、2019年のジュネーブモーターショーで最初に発表され、その後すぐに500台全てが世界中の裕福な両親に販売された。
 しかし、間もなくしてコロナによるパンデミックが起こったことで状況が一変。高級な電気自動車を子供のために購入するも、「このような状況下で子供のおもちゃに多額のお金を費やすことは不適切」と判断した親も中にはいたようで、キャンセルが相次いだ。
 一旦は完売となった「ブガッティ・ベイビーⅡ」は、再び「購入可能」と宣伝されることになったのだ。
 しかし、価格は変わることなく1台税別で35000ドル(約370万円)という、“子供のおもちゃ”と呼ぶにはあまりにも高額だ。
・初代「ブガッティ・ベイビー」は1926年に生産
 「ブガッティ・ベイビー」の誕生は、今から1世紀ほど前だ。
 1926年、同ブランド創設者であるエトーレ・ブガッティ氏は、末息子のためにタイプ35の小さなレプリカ版を作ることにした。
 それは、息子のための特別な1台として製造され、しばらくの間店内に飾られていたが、店に来た顧客たちは非常に気に入り、「是非自分の子供にも作ってほしい」と多くの依頼があったことから、結局500台を生産。それらは、あっという間に完売となった。
 今回の新しい「ブガッティ・ベイビーⅡ」は、当初よりもややサイズが大きく作られている。
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image credit:Bugatti/The Little Car Company

 1926年のものは8歳向けだったのに対し、今回は10代の子供向けで、大人も乗ることができる。また、電気式というだけでなくチャイルド・モードとアダルト・モードという2つの運転モードが備わっているという。
・プレミアムバージョンも購入可能
 「ブガッティ・ベイビーⅡ」のチャイルド・モードでは、時速約20kmのスピードを出すことができ、アダルト・モードにすると最高速度を時速48kmまで引き上げることができる。
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image credit:Bugatti/The Little Car Company

 更に、スピードを求める場合はVitesse(約525万円)とPur Sang(約714万円)という2つのプレミアムバージョンの購入も可能だ。
 この2タイプには、大人用のブガッティ・シロン同様スピードキーが付属しており、時速約68㎞という最高速度を出すことができる。
 テストドライバーのアンディ・ウォレスさんは「最も強力なモードでは、スピードキーを挿入するとブガッティ・ベイビーⅡは非常に速く走る車になり得ることができます」と話している。
 購入者には、最大約50km続けて走行できるバッテリーパックがセットで付いてくるが、プレミアムバージョンを選ぶと好きな色の選択もでき、タイプ35が装着していたようなヘッドライトの取り付けも可能だ。
 本物のタイプ35に比べると、価格は100分の1ほどとなる「ブガッティ・ベイビーⅡ」。とはいっても、なかなかのお値段だ。しかし、購入すればシリアルナンバーが刻まれたプラークが付く特典もあるということで、興味がある方はこちらのサイトへ。
written by Scarlet / edited by parumo

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