ポッキーが地元に「恩返し」　江崎グリコがCFで石川の農業応援、支援者には特典も

2019年8月1日（木）19時0分　Jタウンネット

地域限定商品の「地元ポッキー」を展開する江崎グリコが、「地元への恩返し」というテーマを掲げて進めている「Pocky地元応援プロジェクト」。その第二弾となるクラウドファンディング（CF）キャンペーンが、2019年8月1日に始まった。

今回は、地元名産のサツマイモを使った「五郎島金時ポッキー」に協力している石川県。CFのリターン（特典）などを通じて石川の魅力を発信しつつ、集まった支援金を地元の農林水産活性化のために使っていく予定だ。

まさに、一石二鳥のプロジェクト。実際、石川県知事の谷本正憲氏も「みんながハッピーになれる良いアイディアですね」とのコメントを寄せている。

「石川県にお礼がしたい！」

「Pockyにおいしい五郎島金時を提供してくれている石川県にお礼がしたい！」。こう題された今回のプロジェクトは、CFプラットフォーム「CAMPFIRE」上で実施されている。

支援額に応じて受け取れるリターンは全5種。支援コースの価格帯は3000〜1万円で、例えば3000円のコースでは、五郎島金時1箱（約2キロ）を受け取れる。もっとも高額な1万円の「ご当地農作物プレミアムセット」コースでは、

・五郎島金時1箱（約2キロ）
・五郎島金時ポッキー
・ルビーロマンゼリー
・ひゃくまん穀（お米、2キロ）
・最高級椎茸「のとてまり」2個

の特産物を入手できる。

CFの応募期間は9月30日まで。目標金額は20万円に設定しているが、最終的には200万円を集めることを目指すという。

なお、グリコ側はキャンペーンに先駆けて、谷本知事を表敬訪問。そこで「地元への恩返し」を目標とした今回の取り組みについて説明したところ、谷本知事は、

「石川県に貢献をしたい方が、五郎島金時ポッキーを味わい、さらに石川県には他にもこんな作物があるのだと知ることができる。みんながハッピーになれる良いアイディアですね」

と話していたという。