英語版登場、グリコのプログラミング学習アプリ「GLICODE」

2017年8月1日(火)13時15分 リセマム

プログラミング学習ができる無料教材アプリ「GLICODE(グリコード)」

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江崎グリコは7月31日、2016年に開発したプログラミング学習用の無料教材アプリ「GLICODE(グリコード)」の英語版の提供を開始した。学習効果を高めるためのアップデートや、上達レベルを可視化できる学習進捗チェック表を追加している。

 江崎グリコが2016年8月に提供を開始した「GLICODE(グリコード)」は、難解に思われがちなプログラミングを小学校低学年でも親しみながら学習できるアプリケーション。総務省の平成28年度「プログラミング教育実施モデル 実証事業」に選定されている。子どもが好きなお菓子(ポッキーなど)にプログラミングコードを持たせ、それらをルールに従って並べることでキャラクター(ハグハグ)を動かし、 ゴールを目指す仕組みで、遊びながらプログラミングのロジックを学ぶことができる。

 7月31日に提供を開始した英語版「GLICODE(グリコード)」は、国内外の教育現場からよせられた英語版作成の要望に応えたもの。英語版の提供にあたっては、国内における実証実験や教育現場の声を反映し、アプリケーションの仕様を大幅に変更している。

 学習効果を高めるために、利用するお菓子はポッキー・ビスコ・アーモンドの3つから、ポッキー1つに仕様を変更。また、プログラミングで必要とされる基礎的な考え方の習得を目指し、「SEQUENCE(順番に実行)」「LOOP(繰り返し)」「IF(場合分け)」を1つずつ学べる24の基本ステージと、それぞれを組み合わせて学ぶ15の応用ステージに内容を整理した。上達レベルを可視化できる学習進捗チェック表「がくしゅうレベル」も追加されている。

 なお、日本語版「GLICODE」についても、英語版と同様の仕様変更を行っている。日本語版・英語版ともにAndroid、iOSに対応。

 江崎グリコは、これまでの総務省の取組みに加え、みんなのコードと体験授業を通じた学校現場でのヒアリングを実施。さらに、畿央大学大学院教育学研究科の西端律子教授、大阪教育大学 情報処理センターの尾崎拓郎助教と「GLICODE」を活用したプログラミング教育(義務教育)に関する共同研究を開始する。

リセマム

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