北海道民なら全員知ってる絶品スイーツ! 朝市から生まれたサザエ食品の「おはぎ」が美味しい理由とは?
2023年8月4日(金)10時48分 食楽web
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●昭和32年、函館の朝市にあった食堂『サザエ』から生まれたおはぎ。長きに渡り売れ続けている理由を実食調査します。
函館朝市で誕生した食堂『サザエ』のおはぎ。北海道民に「おはぎと言えば?」と問いかければ、『サザエ』と答えるほど馴染みがあります。元々は創業者が従業員や子どものために作っていたおやつでしたが、試しに売ったところ評判になったとのこと。
現在は『サザエ食品』として、札幌市を中心に北海道内に店舗を展開。おはぎが名物ではありますが、おやきやおにぎりなどの総菜も人気があります。
食材の宝庫・北海道ならではの絶品「おはぎ」(粒あん)を食べてみた
材料は北海道産を中心に、十勝産小豆、北海道産もち米を使用。シンプルなおいしさですが、家庭では絶対に出せないくちどけ感が『サザエ』のおはぎの特徴です。
小豆ともち米本来の甘さをいかし、塩と砂糖の配合が絶妙。口に入れた時の軽く、やさしい食感は、手握りならでは。シンプルながら、これ以上のものはないと思わせる老舗の技を感じます。
実演販売のおやきや醤油おにぎりも
実演販売のおやきも大人気(各140円)
おはぎと並んで人気があるのが、この大きなおやき。定番の粒あん、クリームは著者が会計待ちをしている間にもバンバン注文が入っていました。
クリームたっぷりで思わず笑みがこぼれます。
ぜひ温かいうちに食べてみてください。皮はもちもちで、中のクリームは熱でトロっととろけます。
醤油味のおにぎりも『サザエ』ならでは。写真は「えび天」243円
海苔にたっぷりと醤油をつけて手握りしたおにぎりが最高! 米に醤油が染み染みで、香ばしさが食欲をそそります。指に海苔がくっつきますが、それもまた美味。1個200円〜、コンビニおにぎりよりもやや大きめで満足感があります。
「すじこ醤油」はぷちっと弾けるすじこと醤油が相性バツグンです [食楽web]
『サザエ』のおはぎをはじめとする総菜は、“母の味”と呼ばれるような手作りならではの塩梅の良さがあり、三世代に渡って、誰もが安心して食べられるやさしい味わいが魅力です。
調査結果『サザエ』のおはぎは北海道産の素材にこだわり、職人の手仕事で丁寧に作られています。癒される甘さとエアリーな食感、北海道の旅のおともに味わってみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
サザエ食品
https://www.sazae.co.jp/