JSPO、スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック改訂

2019年8月5日(月)15時15分 リセマム

熱中症予防ガイドブック改訂

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日本スポーツ協会(JSPO)は2019年8月2日、「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」を6年ぶりに改訂したことを発表した。ガイドブックは、JSPOのWebサイトにてデジタル版(PDF)をダウンロード、および冊子版の申込み(有料)ができる。

 JSPOは1994年、熱中症予防の原則の具体的なガイドラインとして「熱中症予防のための運動指針」を発表し、「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」を発行。無知と無理によっておこるスポーツ活動中の熱中症事故を予防するための原則である「熱中予防5ヶ条」や「熱中症予防のための運動指針」について詳しく解説している。

 今回の改訂のポイントは、「熱中症予防運動指針をよりわかりやすく記載」「最新データに更新」「実践に近い身近な情報を追加」「身体冷却や暑熱順化について追記」の4点。「暑熱順化」は体が暑さに慣れることをいい、暑熱環境における生理的ストレスの軽減や効果的な体温調節に繋がり、熱中症の危険性も少なくなるという。最新のガイドブックでは、暑熱順化のためのトレーニングポイントの具体的な紹介や、運動時の水分補給の仕方などについて掲載している。

 ガイドブックは、JSPOのWebサイトにてデジタル版(PDF)をダウンロード、および冊子版の申込み(有料)ができる。冊子版の料金は1部600円だが、10部以上注文の場合は特別料金として1部300円(いずれも税別・送料込)で販売する。

リセマム

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