ネッ友がいる小中学生59%…うち15%「会ったことがある」
2022年8月5日(金)17時45分 リセマム
調査は2022年6月15日〜7月6日、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象にインターネットにて行われた。有効回答数1,465件。
最初に現在ネッ友がいるか尋ねたところ、小学生の53%、中学生の66%と全体の約6割が、現在ネッ友が「いる」と回答した。
ネッ友がいる人へ、ネッ友と知り合ったきっかけを聞いたところ、もっとも多かったのは「ゲーム」で、小学生57%、中学生38%、ついで2位「LINE」、3位「Twitter」という結果となった。
ネッ友がいる人に、実際にネッ友に会ったことがあるか尋ねると、「ある」と答えた人は全体の15%という結果となった。ネット上で交流を深めても、直接会うまでにはいたらないケースが多いようだ。
実際にネッ友に会った人の感想でもっとも多かったのは、「ネット上での印象と変わらなかった」で49%。ついで「ネット上での印象より良かった」も36%みられた。一方で、「ネット上での印象より悪かった(2%)」、「聞いていた情報(性別・年齢等)と違っていた(5%)」という回答も寄せられた。
次に、ネッ友に会ったことがない人へ、ネッ友に会いたいと思うか尋ねたところ、「会いたいけど怖い」や「会いたくない」との回答がもっとも多く、全体の3割程度だった。
その一方で、会いたいけど「おうちの人に禁止されている」「友だちに会わない方がいいと言われている」という人もおり、ネッ友と会ったことがない小中学生のうち4割以上が実際は“会いたい”と思っていることがわかった。
最後に、ネッ友の「良いところ」や「良くないところ」はどんなところだと思うか尋ねたところ、「良いところ」は「あまりお互いのことを知りすぎていないから気軽に話せる」「いつでもしゃべれる。いつでも縁を切れる」等、お互いのことをあまり知らないからこそ、気軽に付き合えるメリットがあげられた。
一方、「良くないところ」は「年齢や性別等、いくらでも嘘をつける」「相手の素性が全くわからないところ」等、顔が見えないことがメリットになる反面、ネットならではのデメリットが浮かび上がった。
「インターネット上の友だち(ネッ友)」調査の詳細は、ニフティキッズのWebサイトで読むことができる。