「パリのスポーツ」やヴェルサイユ宮を砂で表現 五輪イヤーの鳥取砂丘で味わう〝フランス旅行〟

2024年8月6日(火)18時12分 Jタウンネット

フランスに行ってみたい——2024年7月26日(現地時間)から始まったパリオリンピックを見て、そんな思いを強くしている読者もいるかもしれない。

しかし、そうポンポンとは海外に行けないのが現実。そこで今回Jタウンネットが皆さんに提案するのは、国内で出来る"フランス旅行"だ。

こちらは鳥取県にある「砂の美術館」で現在行われている展示の様子だ。

鳥取砂丘のすぐそばで「砂で世界旅行」をコンセプトに、ほぼ毎年テーマを替えながら世界各国の名所を砂像で表現している同館。

2024年のテーマはズバリ、フランス。パリ2024オリンピック・パラリンピックにちなんで決定された。

12か国20名の彫刻家を招いて作品を制作。写真手前にある、二つの四角い塔と尖塔を供えた建物はもちろん、ノートルダム大聖堂を再現した砂像である。

パリのノートルダム大聖堂は、19年に発生した火災からの修復作業中。パリ五輪では7月14日に聖火リレーのコースとしてランナーが通り、開会式ではこの場所を舞台にした作品「ノートルダムの鐘」を彷彿とさせるシーンもあった。

また時事通信によれば、フランス競技場に設置されている金メダリストだけが鳴らすことができる鐘が、この場所に設置される予定だ。

「初老ジャパン」活躍の地に、緻密に再現された「フランスのスポーツ」も

「初老ジャパン」が活躍した馬術の競技会場となったヴェルサイユ宮殿も砂で再現されている。

同館の公式Xアカウントによると、こちらは幅が約22メートルもある巨大な砂像。彫刻家が約1か月かけて仕上げたものとのことだ。

他にも絶対王政、こちらも開会式で登場したフランス文学「レ・ミゼラブル」、馬に乗った人を彫った「フランスのスポーツーヴェルサイユ宮殿の馬術競技」などが砂像で細やかに表現されている。

選手たちが今、どんな街で競い合っているのか。その空気感を感じられそうである。

なお、展示が終わると作品はすべて崩し、その砂で新たな作品を制作するとのこと。

日本でフランス気分を味わいたい方は今のうちに、「砂の世界旅行」を楽しんで。

会期は2025年1月5日まで。

Jタウンネット

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