大井町の博多ラーメン店の絶品サイドメニュー「爆盛りてりたま唐揚げ丼」がウマすぎて悶絶した

2022年8月7日(日)10時50分 食楽web


「爆盛りてりたま唐揚げ丼」。とんこつラーメンのお店で発見した至極のサイドメニュー | 食楽web

 無性に食べたいものがあるときに「○○の口になっている」という表現を使うことがありますよね。「せっかくカレーの口になってたのにうどんか…」とか「焼肉の口になってるから焼肉屋さんを探そう!」なんてことを、実際に筆者はよく言ったり思ったりします。

 さて先日、東京・大井町で所用を済ませた筆者。駅に向かって歩いているときにお腹がグゥ〜と鳴りました。時計を見ればお昼どき。この瞬間なぜか“ラーメンの口”になってしまい、JR大井町駅周辺で無意識にラーメン店を探し始めました。そして見つけたのが『元祖博多中洲屋台ラーメン 一竜』。“ラーメンの口”が加速していくのを感じつつ、券売機で食券を購入しようとした瞬間、予想だにしない事態が発生。


JR大井町駅東口から徒歩数十秒の場所にある『元祖博多中洲屋台ラーメン 一竜・大井町東口店』

 なんと、メニューにからあげがあるのです。なんてこった! カラアゲニストとして、これは食べないわけにはいかないじゃないか! さっきまでラーメンの口だったのが、一瞬にして「からあげの口」になっています。初志貫徹できない意志の弱さも“からあげサマ”の前では致し方なし。心の中でメニューのラーメンに「ゴメンナサイ!」と言いつつ、券売機の「爆盛りてりたま唐揚げ丼」(880円)と「唐揚げ(単品)」(5個・310円)をポチッ。

 しかし結論から言えば、これが大正解。ラーメン店のサイドメニューからあげが美味しくなっていることは、これまでこのコラムで何度も紹介してきましたが、またひとつラーメン店の絶品からあげに出会うことができました。めちゃくちゃ美味しかったので、その全貌をご紹介していきましょう。

絶品からあげと爆盛りてりたま唐揚げ丼を実食!


「爆盛りてりたま唐揚げ丼」と「唐揚げ(単品)」をいただきます。これはゼイタクの極み!

 カウンターの上に食券を置いて待つこと5〜6分、筆者の“口”を満足させてくれそうな2品の登場です。心を落ち着けて、まずは単品のからあげからいただきます。


単品からあげは小ぶりサイズ。しかしあなどるなかれ。肉汁たっぷりで小さいのに旨みの威力はデカい!

 サイズはやや小ぶりながら、ガリザク食感の衣を突破すると、肉汁がジュワリととろけ出すよう。うん、これはウマい! あっさりめの味付けですが、旨みは十分。この小さなボディーのどこにそんな旨みを隠していたのか、小ぶりなサイズながらも「あっぱれ!」なからあげで、あっという間に5個を完食しました。ラーメンには申し訳ないですが、からあげにしてよかったと思った瞬間です。


別皿で供される温泉卵をトッピング。トロリと流れ出す黄身がからあげにもご飯にもキャベツにも合う!

 そして今回の主役とも言うべき「爆盛りてりたま唐揚げ丼」。からあげと千切りキャベツが「これでもか!」と言わんばかりに盛り付けられ、照り焼きソースとマヨネーズがかけられています。別の器で出された温泉玉子をのせていざ実食!

 からあげは甘めのタレとマヨネーズが”食欲増進”効果を発揮しています。単品からあげではガリザク食感だった衣にもしっとり感が少し加わって、徐々にシャリシャリしたものに変わっていきます。これはご飯が進む! そのご飯には、からあげやタレの味がしっかり染みていて、これまた美味。温泉玉子の黄身を崩しながら食べ進めれば、からあげもご飯もさらに濃厚な味わいに変化していきます。

 からあげ、キャベツ、ご飯…と夢中で食べていくと、満足感がピークに到達した頃合いに丼の底が見えてきます。達成感も十分でお腹もいっぱい。これまでさまざまなからあげ丼を食べてきましたが、これは筆者のなかではかなり上位に食い込む逸品でした。次にこちらに訪れたときはとんこつラーメンと一緒に味わってみたいと思います。

●SHOP INFO

店名:元祖博多中洲屋台ラーメン 一竜 大井町東口店

住:東京都品川区東大井5-3-9
TEL:03-5781-0302
営:月〜木10:00〜翌3:00
  金・土・日10:00〜翌4:00
休:無休

●著者プロフィール

松本壮平
ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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