世界一美しいサメ「ヨシキリザメ」は超繊細な性格だった
2020年8月8日(土)21時0分 Jタウンネット
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2020年7月27日の放送では、仙台市宮城野区にある「仙台うみの杜水族館」で飼育されている「ヨシキリザメ」が紹介されました。
世界でも類を見ないヨシキリザメの展示ですが、こちらの水族館ではこの日、国内飼育最長記録である「2年」を更新したそうです。
手探りで飼育し、記録を更新
メジロザメ科のヨシキリザメ。世界中の熱帯・温帯海域に広く生息し、三陸沖でも獲ることかできます。
現在、同水族館で飼育されているヨシキリザメは、志津川湾の定置網で捕獲されたそう。水族館へ来た時の体長は、51センチ。今では、103センチまで大きくなったそうです。
世界でもっとも美しいといわれているヨシキリザメですが、その生態は謎だらけ。やってきた当初は、手探りでの生育になっていたとのこと。
普段の観察によりわかったのは、ヨシキリザメが「繊細な生き物である」ということ。エサを与えるという行為そのものも刺激となってしまうため、同館では極力間隔を開け与えているそう。
なかなか見ることができない貴重なヨシキリザメ。飼育員さんは、美しいヨシキリザメの姿をたくさんの人々に見てほしい、と話していました。
(ライター:rin.)