「食べ残したお菓子のゴミを『そこに突っ込んでおきなさい』。新幹線で遭遇した非常識すぎる親子に仰天」(静岡県・60代女性)
2021年8月11日(水)11時0分 Jタウンネット
新幹線に乗り込むと、車内に子連れのママさん集団がいた。
ブランド服に身を包んだママさん達は、3人掛けの座席をグルっとまわして対面にし、会話に夢中。小学3、4年くらいの子供たちは、席を立ったり座ったり......。
同じ空間に居合わせると、「はぁ...」と肩を落としたくなる人もいるだろう。その様子を、静岡県在住の会社役員・Y子さん(仮名、60代女性)は通路を挟んで隣の座席で見ていた。
そんな中、車内販売のカートが座席に向かってきた。
親子集団は、お菓子や飲み物を好き好きに注文し、飲み食い。そうすれば、当然袋や空きペットボトルのゴミもでる。
そのうち、集団が降りる駅が近づいてきた。すると、1人の子供が、「ママー、お菓子残っちゃった」と言い出したという。
母親が子供に返した言葉は、Y子さんにとって意外すぎるものだった。
Y子さんの「人を見る基準」が変わった、というエピソードを一緒に見ていこう。
大量のゴミがいろんな場所に...
5年ほど前、神戸へ研修に出かけた帰りの新幹線内で起きたことです。
私は、指定席を取りました。その車両は、ほぼ満席状態。通路を挟んだ隣の3人掛けの座席には、小学3から4年生くらいの子供を連れたママさん集団がシートを対面にして座り、会話に夢中の様子。
周辺の席にも似たようなグループがいて、子供同士が席を行ったり来たり、動き回っていました。
子たちは皆すらりとした美脚。母親たちもブランド服にブランドバッグと、いかにも富裕層の印象でした。
車内販売が来ると、親子そろってお菓子だの飲み物だのと躊躇せず購入していたので、当然ながらゴミも出ます。
足元や座席のネットにもゴミがいっぱいの状態でした。

子育てしてきた我が家のマナーとは真逆だったので、「せめて袋にひとまとめにすれば散らからないのに......」と気になって仕方ありません。
そんな中、まもなく名古屋駅に到着するというアナウンスが流れ、一行は揃って身支度。子供も大人もお土産らしき荷物を持ち始めたのですが、子供の1人が
「ママー、お菓子残っちゃった」
と言い出し......。その子供への対応に、私はビックリしました。
「子供たちの成長も想像できてしまうのでした」
母親は平然とした様子で、子供に向かって
「そこに突っ込んでおきなさい」
と答えたのです。
新幹線は間もなくホームに到着。子供は慣れた手つきで、座席のネットに食べかけのお菓子を突っ込んで降りていきました。

彼らが居た場所を改めて見ると、足元にもゴミ。シートも対面にしたまま戻してもおらず、背中と背中の隙間にもゴミを挟み込んでいます。
新幹線はこの先東京まで乗り降りする人が続くのに、ゴミを放置していく母娘の軍団。
皆揃って美人に見えました。降りた後にはいかにも高級そうなコロンの香りだけが漂っていました。
でも、目の前のゴミは彼女たちの生活がいかに乱れているかを如実に物語っており、子供たちの成長も想像できてしまうのでした。
それ以来、見た目だけでなく、社会的なマナーが自然に守れるかどうか、が人を見る基準になりました。
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