素材すべての旨味がギュッとつまった至極の一杯! 「貝だしラーメン麺屋わくや」【群馬ローカルラーメン】

2023年8月12日(土)11時30分 ソトコト

舞台は工場夜景のメッカ安中市





今回ラーメンの舞台になるのは、群馬県西部に位置する安中市。工業地帯が少ない群馬県内で、工場夜景を楽しめるエリアとして知られています。「東邦亜鉛安中製錬所」や「信越化学磯部工場」などがあり、工場夜景鑑賞や写真撮影に訪れる人も少なくありません。


「貝だしラーメン麺屋わくや」はこの安中市内を走る国道18号沿いにあり、平日休日問わずお客さんで賑わう人気店です。


情緒と活気あふれるラーメン店





こちらが貝だしラーメン麺屋わくやの店構え、レトロな和風の佇まいです。広い駐車場がお店の横にあります。





貝だしラーメン麺屋わくやは2022年7月8日に開店、東京虎ノ門「貝汁らぁ麺虎武」で修行された山谷さんが店主を務めます。





店内は木を基調としたシックで落ち着いた雰囲気が漂います。カウンター、テーブル・お座敷席があり、おひとり様からファミリー・グループまでさまざまなシチュエーションでラーメンなどをゆっくり楽しめます。








また、奥には店主さんの趣味で作られたというカフェのようなおしゃれなお部屋もあります。





メニュー





お店の入り口に券売機があるので、購入してから着席するスタイル。外にはメニューの看板もあり、入店する前に何を食べようか決められるので便利です。





貝だしラーメン、貝だし豚骨ラーメンをはじめはまぐりラーメン、また期間限定の麺メニュー、さらにはトッピングも充実。
ご飯ものには定番の白めしやチャーシュー丼、ローストポーク丼、チャーシュー丼、ランチ限定のミニチャーシュー丼も並びます。
瓶ビールやソフトドリンクもあるので、餃子や水餃子をおつまみとしても楽しめますね。


スープとタレに込められた美味しさの秘密





わくやの貝だしラーメンの美味しさの秘密をご紹介しましょう。
まずラーメンのスープですが、メインの貝だしラーメンは2種類のスープがあります。
一つは虎武直伝の貝だし。大量のあさりと帆立、道南産の昆布を合わせ、低温でじっくり炊き、貝の香りと旨みを引き出した貝だし汁と鶏清湯を合わせたダブルスープは、大量のあさりと帆立に北海道産の昆布を加えてだしを取り、鶏清湯を加えているのでクリア。
もう一つは貝だしをベースにした、店主さんがオリジナルの豚骨スープ。豚の生の背がらだけを入れ、じっくり数時間かけて炊き上げているので、コクがあり臭みなし。
もちろんタレにもこだわりが詰まっています。
醤油ダレは木桶で仕込んだ醤油などを数種類配合。また塩ダレは天日塩や藻塩などの天然塩を数種類配合。醤油も塩も貝柱を漬け込んでいるので、素材同士が旨味を引き立て合います。
昼も夜も客足が絶えないわくやが人気なのは、素材や製法にこだわり美味しさを追求しているからあるからなのですね!


全ての旨みが凝縮された至極の一杯





店主さんオリジナルの「貝だし豚骨塩ラーメン」を特製トッピングでいただきます。


2種類のチャーシューは豚と鶏、味玉と海苔、青梗菜、玉ねぎのみじん切り、海苔3枚、そしてたっぷりのあさりが盛りつけられています。





スープを一口いただくと、コクのある貝とまろやかな豚骨が魅惑のハーモニーを醸し出します。キレもよく、クセになる味。








北海道産の小麦「ゆめちから」を使い、つくばの製麺所に特注している中太平打ち麺は、小麦の芳醇な味わい。スープがよく絡み、箸が止まりません。1杯で2度のおいしさが味わえるようにと硬めに茹でてある麺は、徐々にスープが馴染み、味が染み込んでいきます。研究し尽くされた美味しさです。








豚肩ロースのチャーシューは肉汁が溢れジューシー。鶏むねのチャーシューはタンパクでお肉の質感と素材本来の旨みがダイレクトに伝わってきます。どちらも低温で調理されているので、半レアのようなしっとりした食感です。





味玉は黄身まで香ばしい味が染み込み絶品。スープに浸すと美味しさ倍増ですよ。


全ての素材が美味しさのハーモニーを奏でる至極の一杯、ぜひご堪能くださいね。
価格:貝だし豚骨塩ラーメン(特製)1,180円





【店舗情報】
貝だしラーメン麺屋わくや
住所:群馬県安中市安中3丁目22−20
TEL:090−7269−5054
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜20:00
定休日:水曜日他(SNSで要チェック)
Instagram


文・写真:Nico
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容です。

ソトコト

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