まだ9歳だけどやってみたい!NASAの惑星防衛官に応募した男の子に対するNASAの対応が神だった。

8月13日(日)14時30分 カラパイア

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 先日、NASAが「惑星防衛官」を募集しているというニュースをお伝えした。惑星防衛官とは、「探査機に付着した微生物や細菌などによる環境汚染を防ぐ」という、重要な役目である。募集はまだ締め切られていない。

 この職に応募する、ある一通の手紙が話題になっている。応募者はニュー・ジャージー州に住む小学4年生、9歳のジャック・デイヴィスくんだ。

 NASAはこの手紙に目を止めた。彼こそが、未来を担ってくれる有望な若者である。その手紙に真摯に対応したのである。


【ジャックくんの手紙】

 NASAが惑星防衛官を募集しているという話を聞いたジャックくん。すごく興味があった。これこそが探し求めていた仕事で、自分に向いていると確信した。

 ただ、まだ9歳という点がちょっと問題かもしれないが、その熱意を伝えようと、とにかく応募の手紙を書いてみたのである。

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2017年8月3日
拝啓 NASA殿

 ぼくの名前はジャック・デイヴィスです。惑星防衛官の仕事に応募したいと思います。ぼくは9才ですが、この仕事にぴったりだと思います。

 理由のひとつは、姉はぼくをエイリアンだと言っています。

 また、宇宙とエイリアンの映画は、見られるものをほとんど全部見ました。「エージェント・オブ・シールド」も見たし、メン・イン・ブラックの映画も見たいと思ってます。

 ぼくはコンピューターゲームが得意です。
 ぼくは若いので、エイリアンのような考えかたを学べます。

敬具
ジャック・ディヴィス
ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー
4年生
imege credit: NASA

 デイヴィス一家の友人がこの手紙をRedditにアップロードした。

 写真は話題となってネット上で拡散され、ついにNASAの惑星科学部長であるジェームズ・グリーン博士の目にとまったのである。


【NASAからの返信】

 グリーン博士は、ジャック君に対する敬意をこめて、自身で返信をしたためた。

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航空宇宙局
惑星科学部

拝啓 ジャック殿

 あなたが「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」であり、NASAの惑星防衛官となることに興味を持っていると聞きました。すばらしいことです!

 惑星防衛官のポジションは、本当にクールで、とても重要な仕事です。月や他の衛星、小惑星帯、火星からサンプルを持ち帰ったときに、小さな微生物から地球を防衛するのです。また、私たちが責任を持って太陽系を調査するに当たっては、他の惑星や衛星を地球の細菌から守る仕事でもあります。

 私たちは、未来の輝かしい科学者・技術者の手を、常に求めています。ですから、あなたがしっかり勉強して、学校で良い成績をとることを望んでいます。いずれ、ここ、NASAで会いましょう!

敬具
ジェームズ・L・グリーン博士
惑星科学部門長
imege credit: NASA

 「NASAは子どもたちに宇宙について教え、次世代の探検家になるきっかけを与えます」とグリーン博士。

 「スイングバイ(惑星の引力を受けて宇宙機の軌道や推進力を変更する方法)のようなものです。積極的に、また永久に人生のコースを変える力添えです。また、宇宙に記す我々の足跡でもあります」

 また、惑星調査部のジョナサン・ロール博士はワシントンのNASA本部からジャック君に電話をかけ、惑星防衛官の仕事に興味を示したことに対し、直接祝意を表したという。



【ジャックくんは大喜び!】

 Reddit上の追記によれば、ジャックくんは「月をとび越えるほど」大喜びしているそうだ。

 年齢という圧倒的に不利な条件があるにもかかわらず、諦めずに自分をアピールしたジャックくん。望んだ形でこそないものの、NASAから誠実な励ましの返答をもらうことができた。

 いずれ、ジャックくんが本当に惑星防衛官になる日が来るかもしれない。


via: NASA / reddit / deMILKed など / translated by K.Y.K. / edited by parumo

カラパイア

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