全国初の外国人「鵜匠」誕生 京都で伝統の漁を観光客に伝える

8月14日(月)6時0分 Jタウンネット

ウミウのイメージ(松岡明芳さん撮影、Wikimedia Commonsより)

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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年8月2日放送の「Today's VOICE ニュースな人」のコーナーでは、ドイツとカナダの国籍を持つ京都在住コリヴォー・ラリッサさん28歳の取り組みについて紹介されました。


コリヴォーさんは先月京都で外国人としては全国初、ひもを結わえた鵜を扱い鮎をとらえる京都嵐山の「鵜匠」の職に就きました。鵜飼の歴史は古く、古事記や日本書紀にも記述が残っているというほどの日本の伝統文化です。



わずか1か月で技を習得


コリヴォーさんは、幼い頃に家族旅行で訪れたことがきっかけで日本に興味を持ち、6年前に京都の大学に留学。その後、京都にある人力車の会社に就職しました。仕事で外国人向けにインターネットサイトを管理する中で、鵜飼の写真を見つけ興味を持ち始めた頃に、ちょうど嵐山では鵜匠になってくれる外国人を探していて、コリヴォーさんに声がかかりました。


嵐山に訪れるたくさんの外国人観光客が鵜飼を見た時に「首を絞めている」「紐でつながれていてかわいそう」「食べたものをすぐに出さないといけないのでかわいそう」などの質問に対して、「これは1300年の歴史がある伝統的な漁の方法だ」と説明できる人を探していたのです。


鵜飼を行っている会社の社長によると、コリヴォーさんは鵜に対する恐怖心がなく、通常数年かかる技術をなんと1か月で習得、鵜飼としてのセンスはピカイチとのこと。


コリヴォーさんは「楽しくなかったら鵜にも伝わらないし、お客さんも楽しくない雰囲気になるので、楽しみながら頑張りたいです」と笑顔でおっしゃっていました。(ライター:けあるひの)

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