関係者「良質なドラマ企画は全てAmazonプライムビデオに流れている」地上波テレビはもうダメだ!

8月14日(月)8時0分 tocana

画像は、「Amazon.co.jp」より引用

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 ヤマト運輸が運賃値上げに踏み切った背景には、『Amazon』(以下、Amazon)などのネット通販事業者の宅配荷物が増大したこともひとつの要因だといわれている。そのため、運送業界からすればAmazonは決して印象の良い会社ではないといわれる。だが、映像制作会社や芸能プロダクションからすれば、今やAmazonはぜひともお得意様になりたい相手になっていると聞きつけた。

「Amazonは数年前からプライムビデオのサービスを展開していますが、ここに映像業界や芸能界の旨味があるんです」(芸能プロ関係者)

 たしかにビデオ配信サービスを提供し話題にもなっているが、旨味とはどういうことなのか。

「『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』が配信されるなど、近年はオリジナル映像作品も登場しています。そのプライムビデオの契約では制作費をAmazon側が出すんですが、著作権は芸能事務所が持つことができると聞いています。そのやり方だと、配信したあとのDVD化などは事務所の独断で可能ですし、制作費は出してもらえるのでリスクも抱えません。このような形で取引してくれる会社は国内にはないので、芸能事務所や映像制作会社はこぞって企画書をAmazonに持ち込んでいる状況です」(芸能事務所関係者)

 この関係者が言う通り、製作費を出してもらえる上に権利だけは獲得できるのであれば、たしかにそんなおいしい話はないだろう。企画書が殺到するのもうなずける。

「日本のテレビ界ではプロダクションや制作会社が持ち込んだ企画が大ヒットしても、おいしいところはすべてテレビ局が持っていく仕組みでした。Amazonはそうではないため、先行していた吉本興業はもちろん、オスカープロモーションも剛力彩芽さんのドラマも始めるなど徐々に食い込んでいます。今後は各社ともに良質な企画や売れっ子タレントはどんどんAmazonに持ち込まれ、タレントのスケジュールも優先的に“切る”といわれているほどです」(同)

 手放しの褒めようだが、Amazonは制約面でもありがたい存在だといわれているという。

「ネット配信なので、地上波のテレビ局ほど規制もうるさくありません。公序良俗に反していない内容であれば、地上波では毛嫌いされるテーマも扱えるので、今は一部のドラマ監督や映画監督などもAmazonに企画を持ち込んでいますし、バラエティも同様です。そのため、今後本当に面白い作品はAmazonに集中するとまでいわれています」(テレビ番組制作会社関係者)

 運送業界にとっては嫌われ者となっているAmazonだが、メディアの間では救世主となっているようだ。
(文=吉沢ひかる)


※画像は、「Amazon.co.jp」より引用

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