「傘」の発祥は「日傘」だった! 傘職人が語るこだわりと未来とは?

8月15日(木)21時0分 TOKYO FM+

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。8月10日(土)の放送では、東京都台東区にある高級洋傘メーカー「前原光榮商店」代表の前原慎史さんにお話を伺いました。

職人の技が融合して完成する1本の傘



今回の主人公は「日傘」。“傘”という漢字には、“人”という字が4つ含まれています。

生地を織る職人さん。次に、骨を組む職人さん。加工する職人さん。最後に、手元をつくる職人さん。「前原光榮商店」では、これら4つの工程を受け持つプロの技を融合させて、1本の傘を作っています。昭和23年の創業から変わることなく、昔ながらの製法でハンドメイドの傘を作っています。

店内には、こだわりの傘がズラリ



「前原光榮商店」の傘づくりは分業です。例えば、生地に関わっている職人さんは、骨組みの知識は持っていませんが、生地については、最高のクオリティを追求。

そして“生地が素晴らしいから、骨組みもしっかりしなければいけない”と、次の工程を請け負う職人さんが士気を高め、また次の工程に繋げる。このように分業することで、それぞれのパートの職人さんたちは、お互いに良い影響を与え合っているのです。

そもそも傘は、日傘のほうが発祥だそうで、女性だけでなく男性にも使ってほしいと前原さんは話します。

「男性は日傘を使うことに抵抗を感じがちですが、初めて傘という形状のものを、雨の日に使った人間も名前がわかっているぐらいで、もともとは日傘なんです。そういう歴史を知ることによって、日傘を使いやすくなるんですよね」。

前原さんには、昔ながらの傘づくりの思いはそのままに、時代に沿ったテイストも入れながら作っていきたいという思いがあります。

「こんなにモノが便利になっても、傘をさすときに片手を取られてしまうというアナログな道具ですが、これまで何百年と使われてきているんですよね。この先100年経っても、傘はこういう形状で作られていくんだなと思っています」

モノづくりには、人が必要不可欠。一人ひとりの思いや技術が集約されて完成される傘は、時代のアレンジが加わりながらも形状を変えずに、これから先もその役割を果たし続けてくれることでしょう。

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聴取期限 2019年8月18日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55〜14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php

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