落雷でトイレが爆発!浄化槽内のメタンガスが落雷で発火したことが原因(アメリカ)

8月16日(金)14時30分 カラパイア

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 爆音や閃光と共に強い電流を放つ雷は、非常に危険な現象だ。一瞬のうちに数億ボルトの電圧で数十万アンペアという強い電流が放出されるため、直撃した場所はもちろんのこと、至近距離でも大きな被害を受ける場合がある。

 今月初旬、アメリカのフロリダ州を雷雨が襲い、民家のトイレが爆発する事態が起こった。

 民家に落雷と思いきや、雷は民家を直撃したのではなかった。トイレが爆発したのは、民家の外にあった浄化槽の中に溜まっていたメタンガスが、落雷により発火したことが原因だったようだ。

Florida woman says toilet explodes after lightning strike

・落雷でトイレが爆発

 8月4日、フロリダ州に住むメアリールー・ワードさんは、激しい雨の音を聞きながら日曜のゆっくりした朝をベッドの上で寛いでいた。

 すると突然、激しい雷が鳴り、耳をつんざくような大きな爆音を聞いた。驚いたワードさんが家の様子を探ると、浴室のトイレが吹っ飛んでいる光景を目にした。

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 トイレは、蓋はかろうじて壊れてはいなかったものの、便器が破壊された状態になっていた。割れた陶器は浴室の床一面に飛び散っており、明らかに激しい爆発を受けた様子だった。


・原因は、トイレのタンク内のメタンガス

 ワードさん夫妻は、すぐに配管工事会社に連絡し、修理を依頼。駆け付けたスタッフは、3時間の調査を行いながらトイレを再び稼働可能な状態にし、落ちた雷が浄化槽を破裂させた結果、このような事態になったと推測した。

 ワードさんの家の外にある浄化槽の蓋は、地下1インチ(約2.5cm)ほどの場所にあった。その表面とタンクの距離が近かったこともあり、落雷が起こった時に浄化槽内の天然メタンガスが発火。それはミサイルのように配管を通って、トイレへと上がり、爆発を引き起こしたものとみられた。

image credit:A-1 Affordable Plumbing inc.

 後に、配管工事会社のフェイスブックには、ワードさん宅の壊れたトイレの写真が投稿され、次のように綴られた。

メタンガスは、おならにより発生する天然ガスです。トイレが爆発した後は、空中に陶器の破片が飛び散っていました。ガスの力で吹き飛ばされた衝撃で、破片は窓の一部さえ割っていました。

image credit:A-1 Affordable Plumbing inc.

配管システム全体が台無しになったため、浄化槽を新しく交換する必要があり、修理には日数を要すると思われます。とはいえ、怪我人が出なかったのが不幸中の幸いと言えるでしょう。雷雨時には、トイレの使用は控えることをお勧めします。


・雷雨時は、トイレの使用は避けることが望ましい!?

 とんでもない光景を目の当たりにした配管工事会社の経営者は、「自分も、キャリア40年の父親も、このような爆発は見たことがない。多分、配管工史上初では」と、驚きを露わにした。

 しかし、誰よりも驚いたのはやはりワードさん夫妻だろう。

 後のメディアの取材で、「あんなに大きな爆発音は今まで聞いたことない」と話すワードさんは、今回身をもって学んだようで、「雷雨の時には、シャワーも浴びないしトイレも使わないわ。だってこんなに酷いことになっちゃったんだもの」と苦笑している。

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 「落雷が、おならのガスに発火してトイレを爆発」というこの奇妙な事故は、フロリダ州でヘッドラインニュースとして報じられた。

References:UNILADなど / written by Scarlet / edited by parumo

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