【自由研究】てこの働きがわかるバランストンボを作ろう…でんじろう先生のおもしろ実験
2022年8月16日(火)9時15分 リセマム
テレビやサイエンスショーなどで披露する、ダイナミックで面白い実験が人気の「でんじろう先生」ことサイエンスプロデューサーの米村でんじろう氏監修「でんじろう先生の学校の理科がぐんぐんわかるおもしろ実験」(主婦と生活社)より、てこの働きがわかる「バランストンボ」の作り方を紹介する。
1.バランストンボを作る
用意するもの:厚紙(B4)、はさみ、えんぴつ、色えんぴつ
1.厚紙にトンボの絵をかく(下記の図案を参考にしてかくか、拡大コピーして厚紙に貼る)※本記事のサイズは実際の書籍より小さいサイズになっていますのでご注意ください
2.好きなように色を塗ったり模様をかいたりしておしゃれなトンボにしよう。
3.トンボの絵を切り抜く
2.バランストンボを調整する
1.トンボの口を下向きに折り曲げる。
2.羽をゆるく下に折り曲げて、全体の重心が前にかかるようにする。
3.えんぴつのおしりを上にしてまっすぐに立て、洗たくばさみなどで固定する。
4.トンボの口をえんぴつの上にの乗せる。うまくつり合いがとれると、トンボがとまる。
バランストンボでもっと遊ぼう
うまくつり合いがとれたら、いろいろな遊びをしてみよう。
【いろんな場所にとまらせる】
ペットボトルの上、机の角、本の上、指先 ……など
【形や大きさを変えてみよう】
特大のバランストンボ、ミニバランストンボはできるかな? 羽の長さを変えるとどうなるかな?
【バランストンボでかけっこ】
バランストンボを指に乗せてかけっこすよう。チームに分かれてリレーをすると盛り上がるよ!
解説:バランストンボのつり合いのヒミツ
バランストンボは、てこの動きを利用したおもちゃです。口の先が支店になっていて、左右の羽根とおしりでつり合っています。左右の羽根は同じ重さで、支点から同じ距離にありますね。また、おしりは支点からの距離が長いのですが、左右の羽根の支点よりも前に出ているためつり合います。
ちょうど2つのやじろべえが組み合わさったような作りになっているのです。
書籍の66〜67ページにもやじろべえの実験があるので、さらにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(協力:主婦と生活社)