河村たかしの”フェイク名古屋弁疑惑”がやばい「海老フライを、えびふりゃー」もはや河村語

2021年8月15日(日)7時0分 tocana



 「下品すぎる」「品性に欠けている」「キモい」「デリカシーがない」……ネット上でボロクソに叩かれているのが、名古屋市の河村たかし市長。名古屋出身の東京五輪・ソフトボール日本代表、 後藤希友の表敬訪問時、金メダルを見せられると、突然マスクを外 して口に入れてかじる奇行で、猛批判を浴びた。



 その後、文章を棒読みの謝罪もヒンシュクを買い、後藤が会見した 際のノーカット収録をテレビ局公開。そこでも「旦那いらないか」 など無礼な質問を繰り返したことにまた批判。その下品さは河村市長独特の「できゃ〜な」(でかいな)「重てゃ〜な」 などの口調も一因になっているのだが、名古屋市民からは「あれは名古屋弁ではない、人気取りのためのエセ名古屋弁」 との声が聞かれる。


「昔は標準語を話していて、選挙のときだけ名古屋弁っぽい口調になっていた。市長になってからはそれを名古屋愛に見せるパフォー マンスが強くなって、自分ひとりしか使わねえ河村語を名古屋弁だ と言い張っている。市民はあんな下品じゃねえのに、彼のせいで名古屋出身者のイメージが悪くなっている」(名古屋在住60代男性 )
 河村市長は自民党からの出馬で衆院選落選後、93年に日本新党か ら初当選。96年の再選後、民主党に入り05年に5選目となった が09年に名古屋市長選に当選した。最近は参加していた愛知県知 事リコール運動で署名の偽造事件があったが、今年4月の選挙でも 当選して72歳にして5選目となった。
 名古屋では圧倒的に人気のあるはずの市長だが、問題が起きてから はネット中で「あんな下品な人を5選もさせてる名古屋市民はおか しい」との声が増え、市民からは「私は投票してない」との反論も 多数見られる現象が起きている。



 そんな中、出ている「名古屋弁はニセモノ」疑惑。前出の男性は「 私は死んだ祖父の代から名古屋市以外に住んだことねえ家系ですが 、祖父だってあんな喋り方はしていなかった」と言う。




「河村市長は海老フライを、えびふりゃーとか言ってるけど、そんなの他で聞いてことがねえ。あんなにみゃーみゃー言わねえよ。彼 はイントネーションだけを抜き出し、姑息に方言を知らない人を騙 している。選挙運動するときにだけ中日ドラゴンズの帽子をかぶるような奴だでね」



 河村市長が不自然なのは、文字を打つ上でも方言風に変換していることだ。昨年ツイッターで「ヒャアボール飲みながら」と書いていたが、もしハイボールをそう呼ぶ言い方があったとしても文字でそう打つことはない。プロフィール欄にも「街頭スピーチ」を「がゃあとうspeech」 とわざわざ記している。そんな河村市長だけに、3月の定例会見、 名古屋弁について聞かれ、こう話していた。



「名古屋言葉でもいろんなパターンがありますんで、学問的には名古屋語って3つに分かれとる。武士言葉、上町言葉、下町言葉。 ウチの死んだおふくろは、おまえの喋っとるのは下町ので、もうち ょっと上品な名古屋弁もあると。典型的な普通の人が喋っとる感じですね」



 つまりは自身の名古屋弁が庶民的だと言い張っているのだが、記者 から「巷では、河村さんの名古屋弁を使ってる人いない」と突っ込 まれると「そんなことねえやで」と反論。



「そういうカルチャーがいかんのだがね。言葉いうのは本当に大事 にせにゃいかんの。一時、東北のズーズー弁だとか卑下したことも ありますけど、最近はものすごい生活感にあふれた美しい言葉だ言 われてますよ」



 河村市長の言い分では、名古屋市民が、名古屋弁を卑下して方言を 使わなくなっているというのである。これには前出の男性も激怒。



「ウソばかり。私の父親の世代でもあんな名古屋弁を話す人はいな かった。人気取りのためのエセ名古屋弁だが。だいたい会見では多 くの人に理解させるためにむしろ標準語で喋るのが普通。あんなパ フォーマンスだけで能力のねえ下品市長は終わりにさせねえと、 そっちの方が卑下したくなる」



 この男性の口調はいくらかイントネーションが河村市長にも近いが 、方言が入っているのは少しで、河村市長のような語彙はなし。ネ ットでも市長の名古屋弁を「あれが一般的」という声はまず見かけ ないが、皮肉にも独特の言い回しが下品さを倍増してしまっている 。

tocana

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