スパコン「京」さらば…跡地には性能100倍「富岳」設置

8月16日(金)19時24分 読売新聞

運用を終えるスパコン「京」(神戸市中央区で)

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 理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)は16日夜、8年間稼働してきた世界トップクラスのスーパーコンピューター「けい」の運用を終了し、解体・撤去する手続きに入った。30日に電源を落とすセレモニーを行う。

 京の跡地には今後、京の約100倍の計算性能を持つ後継機「富岳ふがく」が設置され、2021年頃に本格運用が始まる予定。

 京は、国が約1100億円を投じ、理研と富士通が共同開発した。11年3月に一部が稼働し、開発目標だった毎秒1京回(京は1兆の1万倍)を超える計算速度を達成。同年6月に発表されたスパコンの計算速度ランキング「トップ500」で世界一になった。

 12年9月の本格運用後は2500人を超える国内外の研究者らが、医療や防災、材料開発など幅広い分野に活用。新薬開発や集中豪雨発生の高精度な予測、自動車メーカーによる燃費の良い車体設計などに役立ってきた。

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