全国1,200ヵ所を巡った“温泉ソムリエ”が語る! おすすめの「温泉宿」とは

8月19日(月)17時0分 TOKYO FM+

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。8月11日(日・祝)の放送では、純温泉協会代表の山口貴史さんをゲストに迎え、お届けしました。


(左から)宇賀なつみ、山口貴史さん、小山薫堂



これまで入った掛け流しの天然温泉は1,200ヵ所にも及ぶという温泉ソムリエの山口さん。そんな温泉のスペシャリストに、おすすめを尋ねると、「薫堂さんにぜひ行っていただきたいのは、福島県会津若松にある『会津東山温泉 向瀧(むかいたき)』というお宿です。お湯も素晴らしく、建物が重要文化財のようなお宿で、風情や格式が感じられます」とのこと。

この宿にいくつかあるお風呂のなかでも「昔からの浴槽で、“狐湯(きつねゆ)”と言われる浴槽がありまして。凛とした空気が流れていて、温度は熱めですけど、体に染み入るような温泉で素晴らしい」と絶賛します。

そして宇賀へのおすすめは、「女性はやはり“美肌”の湯。鹿児島県霧島市にある『妙見石原荘』というお宿です。部屋にもお風呂があり、完全源泉掛け流しです。(湧き出る)湯が適温ではないのですが、水などを加えず熱交換器で温度調節をしています。とてもスタイリッシュなお部屋で、温泉も素晴らしい」と山口さん。

“源泉掛け流し”について、「何も足していないそのままのイメージです」と答えた宇賀。これに対して山口さんは、「実は、源泉掛け流しに明確な定義はございません。源泉掛け流しでも、循環器が併用されている場合もあるんです。あと、衛生管理的に殺菌消毒を指導する流れが、源泉掛け流しの温泉も厳しくなってきています」と説明します。

これまでは、ライフワークとして“温泉”を楽しんでいたという山口さん。しかし、そんな日本の温泉の現状を知り、改めて温泉の醍醐味について考えたそうです。そして、「湧き出したままの温泉に浸かる行為こそが尊い」との思いから、今年5月に新しい取り組みとして、純温泉協会を立ち上げ。源泉をそのまま利用している温泉を“純温泉”と名付け、該当する全国の施設を訪ねて賛同を集めているそうです。

環境省のデータ(2017年度)によると、日本の温泉地は2,983ヵ所、そして温泉宿・日帰り温泉の施設数は、20,795軒あるそうです。それだけに、「行きたくても行けていない温泉がまだまだある」と意欲を見せる山口さん。温泉地に行くと、1日に7〜10ヵ所もの温泉を回るそうです。

ちなみに、温泉に入る際の山口流のルールは、「まず体の表面の汚れを全部落とす。実は、頭や手足にはたくさんの菌がくっついているので、浴槽内に菌を持ち込まないよう、頭から10回以上かけ湯をするか、シャワーで全身を洗ってから入る。湯に浸かったら、私は目をつぶって視覚を取り除いて、ほかの四感で湯の香りや肌ざわり、音などを感じるようにしています」とのこと。

ここまで温泉への情熱を語ってきた山口さんですが、自宅ではシャワー派だそう。とはいえ、さすがは温泉ソムリエ。自宅で湯船に浸かる際、「湯船には、ビタミンCのL-アスコルビン酸を必ず入れるようにしています。それを入れると塩素が中和されて湯がやわらかくなるので、女性や肌の弱い方にオススメです」とのプチ情報も。

最後に、小山が「人生の最後に入りたい温泉」を尋ねると、山口さんはしばらく悩みながら「鹿児島県指宿市にある共同浴場の『村之湯温泉』です。ここは足元から温泉が湧き出ていて、雰囲気が非常にいい塩梅にひなびている。もし私が千利休だったら、ここで間違いなくお茶をたてたいと思うような温泉です」と笑顔を見せていました。

<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00〜15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

TOKYO FM+

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